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三浦春馬君オススメ本「メソード演技」を読んでみた。

「記憶」「想像」「観察」「反射」是枝裕和監督『真実』の演技バトル。

地味な記事でしたが、意外にも、多くの方に読んでいただいたようで、有難うございました。春馬君とは違って、私はこの本を万人にオススメはしませんね。やっぱり読みづらいので。😆 三浦春馬君オススメ本「メソード演技」を読んでみた。 https://note.com/kukeko_kaki/n/nbacca5d322ca

『Mank/マンク』メソード以前の演技法で演じる!

心配なのは、歪んだメソード演技信奉者が日本には多いらしいので、そういう人に影響されちゃいなかったかということだけだけど、まあ、今となってはわからない。むしろ…という心配もあるね。でもま、考えても仕方ない想像の域を出ないな。

春馬くんは、何で日本伝統の「型の演技」や、落語みたいにお客さんの反応で間を変えたりする芝居ではなく、「メソード演技」に魅せられたのかな。そっちの方が興味ある。元々、内省的な性格だったのだろうか。それとも、海外でやりたいから、アメリカでポピュラー(提唱者はロシア人だけど)な理論を?

ちなみに、スタニスラフスキー・メソッドについては、ざっくりとしたエッセンスしか知らない。ステラ・アドラーは参考になるけどリー・ストラスバーグは参考にしすぎるのに危険さを孕んでいる感じ。でもアメリカで広めたのはストラスバーグなので、彼がゆがめた感は大きいのかな。あくまで私見。

「メソード演技」は難易度が高いので、スタニスラフスキー・システムやメソード演技についていくつか読む。どっかで見たなと思ったら、『ガラスの仮面』の北島マヤじゃない?これ。あれは極端すぎるけど、ああいう風に曲解されてもおかしくない理論ではあるような。外してる?もうちょい学んでみるか。

『罪と罰』のラスコリニコフをやったせいで、元々の性格に加えて余計内省的になって、そっちに傾倒して行ったのか?分からない。分からないけど、そろそろ仕事しないと。まあ、多少ためにはなっただろうけど、メソード演技をどこまで参考にしていたか分らんし、継承者によって歪められてもいるようだし

「地獄のオルフェウス」のプロデューサーって誰やねん。フィリップはイギリス人だから多分メソード演技紹介しないよね。春馬くんに紹介するなら、メソード演技じゃなくてスタニスラフスキー・メソッドを丸ごと紹介してあげて欲しかったよ。もしかして「罪と罰」の時も同じ人かな。

定義が違うのか。メソード演技はリー・ストラスバーグがまとめたもので、スタニスラフスキー・システムの一部を強調したものなのね。じゃあ、それに傾倒しすぎるのは危険だと言わざるを得ないなあ。スタニスラフスキーの演出を直接見たのはステラ・アドラーのほうであって、ストラスバーグじゃないし。

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