茶沢くちなわ

屍派を名乗ります。求肥とハッピーハードコアとツリ目低身長女子とリフレクビートが好きです…

茶沢くちなわ

屍派を名乗ります。求肥とハッピーハードコアとツリ目低身長女子とリフレクビートが好きです。 眼鏡とコンサータも好きです。

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死んだともだちのこと、死んでても好きだし。

ともだちが死んだ。 物心ついたころには一緒に遊んでいた気がするから、四半世紀くらいの付き合いになる。 が、幼馴染ってやつかというと、少し違うんじゃない?とも思う。 わたしが幼いころ、彼女は既に幼くなかったからだ。 私の親でもあるふたりはアルコールが好きで、アルコールを扱う飲食店が好きで、アルコールを扱う飲食店に集うような人々が好きだ。と、少なくともわたしは感じていた。 彼らには少なくない飲み友達がいて、先日バイバイしたともだちもそのコミュニティの中にいた。 「子供の面倒を見

    • 夫とピクニックの実績解除

      • 毎週ポップンミュージックをプレイするような生活ではなくなって長年経つのだけれど 狼弦暴威といいpump up dA COREといいどうしたらいいの 惹かれすぎる たすけて

        • 非時香菓の非愚

          (ほぼ)毎日更新で短文をアップロードしていた時期がある。 2000年代の前半。 終了したブログサービスを利用しており、バックアップは残していない。 一度インターネット上に載せたものは消えない、というが よほど努力して探さないと見つからないのであれば、消えた、と言って差し支えないと思う。 ハンドルネームも変わっているから、今のわたしとそのウェブサイトを結び付けるものはほとんど無い。 ブログタイトルは ときじくのかくのこのみ という名前だった。 ハンドルネームはHigだったか

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        死んだともだちのこと、死んでても好きだし。

        マガジン

        • 歌/星の余事象
          6本
        • 俳諧/下北沢で捻挫してそうな女
          2本

        記事

          不注意改善のためのモノを不注意でなくしそう

          そ れ な …… !!!!!! はじめて手元に届いたとき、同じことめっちゃ思った。 ただ財布に入れていて財布ごと失くしてめちゃくちゃ厄介なことになる未来も同時に見えた。 個人的には大きくて財布に入らないことがリスク低下に役立っている気がしているので今のサイズでいいかな。 むしろ返却されたタイミングでうっかり財布にしまってしまいそうになるコンサータの患者カードを大きく厚くしてほしいくらい。 せめてペラペラの紙ではなくプラスチックカードにしてもらいたい……今のところ何とかなっ

          不注意改善のためのモノを不注意でなくしそう

          やりたいことがないわけじゃないけど

          何やっても楽しい中で特に10ヶ括り出すのは楽じゃないわ。(タイトル承前) #今年やりたい10のこと 以前も書いたのだけれど、 「目標」に向かって必死になることが苦手だ。 というよりも、もう目標を立てること自体が不得手だ。 こうなったらいいな、こうしたいな、って その未来は今よりも良いものであると思うからでしょう? 翻って、今はその未来に比して足りていない、欠けていると感じられているのでしょう? それってけっこうテクニカルなことだと思うの。 だって「今はないもの」の「な

          やりたいことがないわけじゃないけど

          こうヒジを使ってダーンっと

          これ覚えてるひと、現役の音ゲーマーにどのくらいいるのかな。 現役じゃなくてもいいや。どのくらいいるのかな。 ゲームコンポーザーのCD(ゲームミュージックのCDではない) わたしの人生初通販。 はじめてお小遣いで買ったCD。 Des-ROW「D.」 一般のCDショップにはそもそも置いていない。 今はコナミスタイルでも買えない。 (アマゾンでは中古があったりなかったりするっぽい。) KONAMIの音楽ゲームの制作スタッフであるDes-ROW先生のアルバムだ。 ゲームのサウン

          こうヒジを使ってダーンっと

          今となっては懐かしい31音

          持ち主がぼくを見つけた瞬間にイヤホン見つけたひとになるぼく 抽選になるほど人気なんだねと言いながら噛む内頬の味 「待って」って別にあなたに言ってない あたしがあたしを置いて飛ぶ夏 押し寄せるこの恋心に対峙しろ 私は可愛い それだけ武器に

          今となっては懐かしい31音

          杭出づる処の天使

          甘かった日々あざやかにするような塩ひとつまみ それだけほしい ( #葬式に呼んでください ) 今すでに振り切れている哀惜「さみしくなるでしょ」「そうでもないよ」 ( #葬式に呼んでください ) 泣きたいと思うばかりで泣かねどもあなたは今日も遅刻を赦す 杭出づる処の天使、書を個性没する処の天使に あなたの黒髪は地毛ね 可愛い 深い意味などないと言うそのひとの浅い意味こそいくつも知りたい ショートヘアフェチのあなたは殺人者(髪が女の命だとして) みんな死ねのみんなに君

          杭出づる処の天使

          天井知らずで底抜けに

          間違えた 間違えた 間違えた!!!! 別に、『普通になりたい』と願っているのではない。 ただ、『普通を分かりたい』とは常々思っている。 わたしは折り紙付きの低IQだ。 予測が下手。人間関係よく分かんない。共感能力が低い。察しが悪い。空気が読めない。 はい。 そうです。 必要スペックを全く満たしていないながら無理矢理エミュレートして、普通の社会ってやつの末席にかじりついています。たのしい。 足りないものは足りないのでしゃーないって思っている。 だって足りないんだもの。 と

          天井知らずで底抜けに

          ぱっぱや!

          無名人インタビュー 記事になりました。 終始笑っててなんだコイツと思いました。ウケんね。 後半で親についてちらっと触れたので昔に書いた母の話もリンク貼っておこうかな ココちゃんを「良き母親に向いているタイプ」だと思わないことと矛盾せず ココちゃんを「良き母親」だと思っているわよ (これについて以前は「良き母親ではないが素晴らしき隣人であろう」と思っていた ここ数年「いや普通に素敵な良き母だわ」と考えを改めている)(ずーっと、好き) 彼女の話ももっと書きたいな。 いち

          沈丁花の蕾を見る。 幼稚園バスの乗り合わせ場所に沈丁花の花壇があったことを覚えている。最初の家の頃。あの二階建ての小さなアパートメントは既に存在しない。思い出はクオリアでしか共有されなくなった。

          沈丁花の蕾を見る。 幼稚園バスの乗り合わせ場所に沈丁花の花壇があったことを覚えている。最初の家の頃。あの二階建ての小さなアパートメントは既に存在しない。思い出はクオリアでしか共有されなくなった。

          空は狭い方が落ち着く。

          ……あ、それって意外たり得ることなんだ。 という新鮮さが好きで、noteを読んでいることが多い。 常識の埒外について、外部刺激を抜きに埒外であると気付くことは難しいから。 見えるものを見て育つのだから(、見たものを書けと指示されたのであれば)、見えるように書くのは何らの不思議さも無い。 わたしの空は『水色』寄りだ。ただし日本海側ではない。オーガンジーのようなガスが、やわらかに光を拡散する空。正確には水色というより薄い黄緑色に寄った灰色と言った方が近いかもしれない。環七と環八

          空は狭い方が落ち着く。

          トマトの食レポ

          新興八百屋でアルバイトし、限界になって辞めた話をした。 思い出話はこちら。 ざっくり言えば 試用期間代わりのアルバイト、本当は正規スタッフになる予定だった。 業務内容は楽しかった。 若い組織で、当時は間々身銭を切る空気があった。それに後悔はない。 社長と反りが合わず辞めた。恨んではいない。恐怖心があるだけ。 該当店は今も営業中である。今もスタッフとお客様の幸せを願っている。 こんな感じ。 そのころ身につけた様々な能力は今もわたしを助けているし、 社長以外の従業

          トマトの食レポ

          同時成立31音/17音

          /嘘ではない 31 少年の自殺のニュースを羨んだその指で新卒指導する。 17 悼ましと居たましの似て遅延証 /折れたんじゃなくて折ったんだよ 31 退屈な擬人化となり微睡んで土曜の昼におかえりと言う 17 幸福に驚く午睡飽きもせず /鬼に金棒がいい 老人に杖じゃなくて 31 カワイイ子ほど変顔をするように君は豊かであたしを好きだ 17 一花三葉余力を以て僕と暮らせよ

          同時成立31音/17音

          やおやのおろち(昔語り)

          昔々あるところ、やおやのおろち というヘビがおりました 2010年代の終わりごろ、八百屋さんで働いていたのよ。 ごく短い期間のアルバイト(正社員希望でも、まずはアルバイト扱いから、ということでほぼ毎日オープンからクローズまで働くアルバイト)だけで、脱出したのだけれど。正規スタッフになる予定だったものの、結果的には試用期間で辞退したようなものね。 駅からすぐのところにある、小さな、坂道に張り付くみたいな、手作り感あふれる八百屋さん。 確かに楽しかった。同時にもう二度とやり

          やおやのおろち(昔語り)