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断食・糖質制限はオススメだけど注意が必要!

今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
 Chapter5では断食とケトーシス・ケトン体についても書かれています。今回は、それについてお話していきます。
 

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「医学の父」ヒポクラテスの格言

紀元前400年前の医師、ヒポクラテスは後に「医学の父」と呼ばれるようになります。そのヒポクラテスは、数々の名言・格言も残しています。

・歩くと頭が軽くなる
・火食は過食に通ず
・まず何よりも害をなすなかれ
・すべての病気は腸から始まる
・歩く事は人間にとって最良の薬である
・満腹が原因の病気は空腹によって治る
・月に一度断食をすれば病気にならない
・病気は神が治し、恩恵は人が受け取る
・汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
・人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
・病気は食事療法と運動によって治療できる
・食べ物で治せない病気は、医者でも治せない
・人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
・賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ
・病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない
・私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである
・極度に激しい疾患には、極度に激しい治療が最も有効である
・健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
・筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい
・心に起きる事はすべて体に影響し、体に起きる事もまた心に影響する
・食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
・患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる
・人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる
・病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る
・病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである

断食が自然治癒力を高める

 断食は、ミトコンドリアを増やします。更に、ミトコンドリアは体に蓄えられた脂肪をエネルギーに変換して使うようになるので、その際に、脂肪に蓄積した様々な毒素も血中に溶け出し、肝臓で解毒された後、体外に排出されます。
 食事は、代謝にもエネルギーと消化酵素を使うので、断食することで、代謝に使っていたエネルギーと消化酵素を節約、病気の治癒にエネルギーを回すことが出来ます。体の調子が悪いときに食欲が無いのは、病気の治癒・疲労回復にエネルギーを回したいからなんですね!
 そこで無理に食べてしまっては、治癒・回復が遅れてしまいます。

断食の効果

断食には次のような効果があります。

  • 固形物を取らないので、内臓が休まる

  • 脂肪燃焼を促す

  • 排毒を促進する

  • 味覚が鋭敏になり、少量の食事でも満足する

  • 体重が落ちる

  • 体内の汚れが落ちるので、肌もキレイになる

  • 若返りホルモンが分泌される

  • 精神バランスが整う

  • 怪我、病気の回復が促進される

  • 消化酵素の節約が出来る

  • 宿便が取れる

断食・糖質制限がケトン体を作り出す

ケトジェニックダイエットというのが、一時期流行りました。
糖質制限によって、体内で使うエネルギーにケトン体を使用する状態を作り出して、脂肪をより早く燃焼させよう!というダイエットです。
 ケトン体は、体内の脂肪酸をエネルギーに利用するために、肝臓が分解して出来たものです。ミトコンドリアはこのケトン体のほうが、糖よりも効率よくエネルギーを作り出すことが出来ます。
 このケトン体を使うようにするためには、低血糖状態、一時的に飢餓状態を作り出す必要があるため、断食や糖質制限を行う必要があります。

ケトーシスは効率よくエネルギー産生する

 ケトーシスとは、ミトコンドリアがケトン体をエネルギーとして使っている状態のことをいいます。
このケトーシスのとき、グルコースを燃やしてエネルギーを作り出すときよりも少ない酸素でエネルギーを作り出すことが出来るので、酸化ストレスが小さくなります。老化の敵、活性酸素の排出が少ないんですね!
 さらに、エネルギー代謝はグルコース(糖質)よりも、ケトン体を代謝している時のほうが、心臓で28%も多くのエネルギーを得ているという研究結果が出ています。
 脳も、心臓と同じだけのミトコンドリアの密度があるので、脳でも28%増しでエネルギーを得られるということですね!

過度な糖質制限は、甲状腺にダメージを与える

それだけ、ケトーシス状態が素晴らしいのなら、糖質は摂らないほうが良いんじゃない?と思ってしまいますが、実は落とし穴もあります。
ケトーシス状態は、一種の飢餓状態なので、体にストレスがかかります。そしてストレスホルモンであるコルチゾールの量が増加するとともに、筋肉を分解してグルコースを作ろうとしたり、大きな渇望感が出てきます。甲状腺にもダメージがあるので、結果体や脳にもダメージが起こってきます。

16時間断食がオススメ!

これをやっている方、多いと思います!16時間断食!
16時間断食とは、朝食を抜き、夕食後から次の昼食まで16時間は食事を摂らないことで、一時的に飢餓状態を作ります。
 そうすると体は、ケトーシスに入るとともに、オートファジーと言って古い細胞や細胞内の有害物質・毒素などを分解・回収して新陳代謝を促してくれる作用です。サーチュイン遺伝子をONにするとも言われますね!
 一日のうち残りの8時間で、食事をすることで、栄養素を十分に摂りながら、ケトーシスに入ることが出来ます。
 僕も数年前から、朝食は食べていませんが、食べた時と比べると、食べない時のほうが、午前中からよく動けます!そして調子が良いです!

朝食を食べないとエネルギーが続かない・・・そんな方にオススメ!完全無欠コーヒー!

朝食を抜くと調子が悪くなる方は、少なくとも2パターンあると思います。糖質依存とエネルギー不足です。ふだんから炭水化物や甘いものをたくさん食べている方は、糖質依存になっている可能性あります。それにより低血糖状態で渇望が起きています。
 普段そこまで炭水化物や甘いものを食べていない方は、エネルギー不足ですね!
そんなみなさんには、完全無欠コーヒーをオススメします!
完全無欠コーヒーとは、この本の著者が編み出して、一時ブームになったあれデス!バターコーヒーです!
作り方は簡単、
1,グラスフェッドバターを大さじ一杯程度コップに入れる
2,MCTオイルを大さじ1杯入れる
3,熱い良質のコーヒーを入れてよく混ぜる

このよく混ぜるのがとても重要だそうです。クリーマーなどで撹拌して振動を加えることで、コーヒーの水分をEZ水に変えて、より効果的な完全無欠コーヒーになります。
 もうお気づきだと思いますが、このコーヒーは、前回お話した「ポリフェノール×脂肪」の組み合わせです。
抗酸化と腸内細菌を育てる、ミトコンドリアにエネルギーを与える。良いこと尽くめのバターコーヒーです。

個人的には、朝食抜いても問題ない方は、飲まなくてもいいかな?と。
 僕のオススメはグラスフェッドバター無しで、朝の1杯のコーヒーと、MCTオイル(ケトーシス状態に即座に入って効率よく脂肪をエネルギーに変えることができるそうです)のみ。それも今どちらも試してみている最中なので、これから自分のベストがみつかるかと思います!

オススメのMCTオイル↓

まとめ

・エネルギーを効率よく働かせるにはケトーシスをうまく活用する!
・断食は良いこと尽くめ
・糖質制限のやり過ぎは、不健康になる恐れも
・朝食抜けない人はバターコーヒーを試してみて!

次回、脳をダメにする食物について、お話していきます。

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