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日記

8
拙い日々を拙い言葉で書き殴っています。
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日記8

日記8

1/15
 修士課程から通う研究室を決定する期間も佳境に入り、4年生がそわそわしている。例外なく自分もそわそわしている。今日は自分が希望している研究室の教授とお話をした。優秀過ぎる人特有ののんびりさを感じた。
 未来に賽を投げるときはいつだって不安と後悔の足音に怯えてしまう。決断とは「そういうもの」だと思うが、「そういうもの」を内包して納得した気にならないようにしたい。世界と真摯に対峙するために。

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日記7

日記7

1/8
 三連休も酣。流石にマズいと思い、朝まで起きていた勢いそのままに研究室へ。着くなり3時間爆睡。もういっそ帰ったろかなという考えが頭をよぎったが、なんとかちょぼちょぼと実験をした。
 最悪の三連休だった。試験勉強、卒論、お仕事、ぜーんぶあとまわし。いっつもそう。こうなることはうっすら分かっていたのだから、まあ連休にやればいいやではなく平日にもっと振り絞っておけばいいのだ。なんとなくモヤモヤし

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日記6

日記6

1/3
 あけましておめでとうございます。今年もなりたい自分を追いかけ続けて、なるべく健やかに生きていこうと思っております。

 川上弘美「猫を拾いに」読了。短編集を読むのってなんだか難しい。砂を掴もうとしているような感じ。「誕生日の夜」「真面目な二人」「旅は、無料」「ホットココアにチョコレート」が気に入った。
 また、骨が溶けるような恋がしたいなあってちょっと思ったけど、明日には忘れているだろう

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日記5

日記5

12/25
 メリクリ。気圧のせいかぼーっとしていた。年末年始、いつも通り飲み会のお誘いが押し寄せてきて少し憂鬱になる。でもあと何回こうやって過ごせるかと考えると寂しくもある。迫る来年には25歳になる。25!?!?!?もう働いていると思っていたよ。少し惨めになっては踏ん張る、その繰り返しだ。

12/26
 一秒前の感動は、昨日食べたご飯は今の自分にどれほど価値があるのだろうか?昨日の夜寝る前に聴

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日記4

日記4

12/18
 居室の私のデスクにはひとつの付箋が貼ってある。「淡々と、黙々と」10月に自分で書いた。淡々と、黙々と。私が最も苦手とすることである。
 おそらく衝動的に書いて貼ったのだろう。病めるときも、健やかなるときも、順調でも躓いていても、淡々と、黙々と。そうありたいと思ったのだろう。今一度その付箋を見つめると、手を動かす気が出てきた。研究室が変わるとかいったん置いといて、今日できることをやらな

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日記3

日記3

12/11
 心身が疲れている。

12/12
 文学に没頭するのは浪人していた時以来だろうか。私の人生においては、何度か「読書期」がある。小学5年生、中学2年生、浪人生、そして今。
 「読書期」以外の時期はほとんど活字に触れないため、これまで読んできた本の数はたかが知れている。趣味は読書です、なんて言えないし、自分が読書家だとも全く思わない。

 きっと、ボタンのかけ方が変わる時期なのだろう。変

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日記2

日記2

12/5
力を入れすぎて実験で使っている石英管を壊してしまった。

 もっと壊すために筋トレした。冗談。ベンチプレス70kgをクリア(5rep5set上げ切る)できなくて悔しい。

 家に着いたのは午前2時半だった。自分の意志で大学に通っているとはいえ気が滅入る。目減りする余白を丁寧につないで自我を守っていこうと思う。もう自暴自棄のふりをして目を背けることはしない。
 NewDadというバンドが良

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日記1

日記1

11/28
 主語(目的語)の大きい言葉は全部関係ない。自分が発する言葉、自分に発してくれた言葉だけを大切に。カネコアヤノのソロ音源が聴きたくなって聴いた。わからないままでいい、自分も他人も。ただ誠実に在ろうとし続けること。正解の地点にはいつまでたってもたどり着けない、それを受け入れてなお投げ出さないこと。
 はやく痩せたいけどいまは焦らない。大丈夫。

11/29
コンビニチキンを我慢した。我慢

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