自愛は自分への涙からスタートする。
整体指導を受け慣れている人ならばあまり驚かないかもしれないが
初めて来室された方が整体指導を受けて涙が溢れてくると驚かれる。
初対面であまり言葉も交わしていない場合なら尚更だよね。
ぼくらは人前で涙を見せないようにしたり
男は泣くもんじゃないと親に言われたことがあったり
そもそも普通に生きていて泣いている大人を目にすることはほぼ無い。
カラダが緩んだから泣くとは限らない。
感情起因で硬張らせたものが緩んだとき
自分の本音に蓋をした時に生まれた硬張りが緩んだとき
吐き出せなかった思いを抱えることで生じた硬張りが緩んだとき
その場合に涙が溢れてくる。
涙がこぼれ落ちる時って、必ず心の中で蓋をしていた事柄の気づきがセットになっている。
それは自分の本音、カラダからのメッセージを無視していたことの気づきでもある。
これらを無視したままで自愛なんて有り得ない。
自分が感じていたことを自分が分かっていてあげる。
それが自愛のスタート。
溢れ出した涙は心の痛みや苦しさを伴うこともある。
いや、痛みを伴うことの方が多いかもしれない。
自分を粗末に扱ってきたツケなのだから。
自分の本音を選択せずに生きてきた印。
逃げずにちゃんと味わってください。
そして今日から自分の本音に従って生き始めてください。
今日、涙された方は泣いてしまってごめんなさいと仰っていたんだけど
ちょうどその前に来室されていた方は初めての整体指導の際に号泣された方でした。
泣かれることは整体指導室では珍しい光景ではないので気にされなくて大丈夫ですよ。
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