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カラダの使い方をバイクに教えてもらった。

気って、見えないものだと思っている人、非科学的なものだと思っている人がいる。

そんな人に愉気を受けてもらって「気」を感じてもらい

自分の心身が変化する体験をしてもらうと疑問は消失してしまう。

さらに実際に自分の「気」を肉眼で確認してしまうと

二度と「気」は見えませんとは口に出来なくなる。

たまたまあなたの今までの人生に「気」を扱っている人がいなかったってだけのこと。


「気」に疑問を抱いている人であっても日常生活の中で「力」を使って生きている。

誰しもが「力」を用いて生きているもんだから

「力」について疑問を抱いている人はひとりもいない。

面白いよね、「力」こそ目で見ることが出来ないのに。

作用の結果を見ることが出来るだけでしょ。


この「力」を相手のカラダに通していく場合には

接触面である拳や指先が硬く力んでいると

カラダ内部に通っていかない。


だから相手をつかむと力は通っていかない。

気も同じで相手をつかむと通っていかない。

ところがぼくらは意識的に訓練しないかぎり

全員がつかむ動作をしている。

赤ちゃんでさえつかむ動作をしているでしょ。


だからこそ、つかまずに触れるということは学ばないと身に付かない。

意識して動作に向き合わない限り身に付くことはない。

自分の人生に新しい動作が入ってきた場合にも

意識しなければ、すぐつかんでしまう。


そもそも酒屋の配達や、引越しのバイトをしていたときなどは

めちゃくちゃ物をつかんだり、握ったりしていた。


ふれる対象が物ではなくて、ひとになったとき

しかも愉気を用いてふれるわけだから

にぎらずに触れる必要があった。


にぎらないを意識して生活していたところに

15年ぶりにバイクに乗り出して

右手ではブレーキレバーを握って

左手ではクラッチレバーを握って

握るなんて生易しい頻度じゃなくて、

5時間、6時間運転していると握り祭りになってしまった。


結果として

長時間運転しつづけていると

左手に正中神経絞扼による痺れが発生したり

睡眠時にも腕全体の痺れが発生してしまった。


まずいなぁ、この乗り方のままじゃあ

長くバイクライフを楽しむことはおろか

すぐにバイク辞めなくちゃいけなくなる。


腕のしびれなどの異常を生み出していたのは

バイクを乗っているときの

レバー操作の握るという動作。

運転時の偏り疲労だよね。


硬張っている筋肉を緩めて

肩鎖関節の可動性を回復させることで問題は解消したけれど

問題を生み出している動作の見直しをしないと同じことを繰り返してしまう。


とくに親指で握る動作が問題を生み出していた。

見直していった操作は

小指側の手のひら付け根にある豆状骨をハンドルに付けること。

手首を曲げずにハンドルを持つこと。

右手のブレーキ操作では示指と中指の2本をレバーにかけること。

その2本指を曲げずに腕全体で指を滑り込ませる操作にすること。

動作の改善をしていくことで問題が生じなくなった。


右手のレバー操作などは何本でもいいという意見の人もいる。

ところがバイクのライディング動画で一番勉強になるネモケンさんが

ブレーキーレバーに添えるのは2本って断言されていた。


自分でやってみると分かるんだけど

指2本にして上記のようなポイントを押さえると

最も握る動作を排除できるんだよね。

だから偏り疲労を蓄積させにくくなって

問題も生じにくくなるし、疲れにくくなる。


自分の生活に新しく入ってきたバイクの運転動作。

新しい動作は慣れていないから

どうしても力が入りやすくなって偏り疲労を生み出しやすい。


新しい職場で新しい動作を行うようになると

やっぱり慣れるまでは力が余分に入ってしまい

偏り疲労を蓄積しやすい。

とくにつかんだり、握る動作は末端の硬直を生み出しやすい。

今回カラダに起こった異常を通じて

バイク操作にカラダの使い方を教えてもらいました。



















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