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秋の味覚☆栗尽くし☆2022

去年とは違うモンブランを作って、あれもこれもつくりたくなり結局今年は栗尽くし2022は4種類のケーキを作りました。
9月22日に友達と一緒におしゃべりしながらの栗拾いと、青空の下で淹れたコーヒーと友達のおかぁさん特製の渋皮煮をいただきながら。
ここは北欧か!・・・と思うくらいのどかな風景に包まれたひととき。
子どもたちが通った幼稚園の目の前に栗林があり、軽トラで栗林に入りベンチを置いてカフェの準備をしつつ、栗の木に登ってハンモックを取り付けたり。大自然の中で過ごした時間は心と頭を癒してくれた。
カセットコンロでお湯を沸かしたお湯で自分たちのためにコーヒーを淹れる、その贅沢感にしびれながら。

大量の栗の一部を実家と心友に手伝ってもらって。
栗ご飯おいしくできたよ~!ゆで栗もおいしいね~。って。美味しいものを共有できたことがとてもうれしかったなぁ。

22日の午後から仕込みが始まり、25日にの午前中まで毎日栗をゆでては栗を剥く作業を暮らしの中にはめ込んで。栗の処理は手間がかかるけれど、とってもおいしいからやめられない。大変な作業だけどそれでもやりたい、そう思うえる作業です。今の時期をたのしむというのは、困難を極めたりくりの皮を剥く専用のハサミを使っても水膨れになるほど剥いたり。季節をたのしむとか旬をたのしむことは、手軽にできるものもあればとことんこだわることもできるから楽しみの幅が広がるのだと思います。

栗と向き合うことでシンプルにゆでて食べるよりも、牛乳やバターを加えることで栗の香りや味わいが深くなり、コーヒーと一緒に食べたくなる。

栗尽くし2022の4種類のケーキの紹介と来年に向けての改善点をまとめました。


栗のカップケーキ

ゆで栗を入れて焼いたシンプルな焼き菓子。

一晩水に浸けてかその水を捨てて、新しい水と一緒に栗をゆでて。沸騰したら蓋をはずして20分ゆでる。その後塩を大さじ1ほど加えて粗熱が取れるまで置いておく。(栗の量は2キロくらい)


マロンバタークリームサンド

すぐに食べたくて挟んだその日にたべたら、食べるたびにクリームが漏れて食べにくくて味がよくわかりませんでした。

ゆで栗を牛乳と砂糖でとろみが付くまで煮る。粗熱がとれたらブレンダーにかけてなめらかにする。そこにバターを加えてマロンバタークリームを作る。そのマロンバタークリームに生クリームを1:1の割合でまぜたものをサブレに挟む。

作ったその日にたべずに、一晩冷蔵庫で冷やすことでクリームが定着し、サブレと接している部分はしっとりと、外側の部分はサクサクでコーヒーとゆっくり味わいたいマロンバタークリームサンドになりました。(作った翌日のマロンバタークリームサンドとディカフェハウスブレンド)


渋皮栗のテリーヌ(パウンドケーキ)

友達のおかぁさん特製の渋皮煮と栗のミルク煮を入れたパウンドケーキ。
濃厚な生地と渋皮煮のコラボ。存在感の強い焼き菓子に仕上がりました。


モンブランタルト2022

タルト生地は、外せない。タルト以外考えられず毎年土台はタルトと決めています。栗が主役のモンブランのはずが、タルトが好きなことに気づいてしまった。タルトがあるからマロンが引き立つ?マロンがあるからタルトが引き立つ?23日にタルト生地を焼いて、24日にその中に敷き詰めるカップケーキを焼いて、マロンクリームと生クリームでデコレーション。1時間ほど冷蔵庫で冷やしたもののタルト生地と砕いたケーキとマロンクリームと生クリームがそれぞれおいしいことを主張してきた感じでした。

写真は、デコレーションした翌日のもの。
タルトにしっかり上のフィリングが浸透してクリームとマロンクリームと生地が一体化して、昨日よりおいしくなっていました。

生クリームだからデコレーション向きではないけれど、濃厚でふわふわのクリームはマロンクリームとタルトを包みながらおいしいハーモニーを奏でてくれる。


モンブランタルト2021と2022

去年作ったモンブランタルトと今年のモンブランタルトの比較。
去年はタルト生地の上にアーモンドクリームをのせて、その上にマロンペーストを、そしてゆで栗のみじん切りを混ぜたクリームをかけてゆで栗をトッピングしました。
アーモンドクリームとマロンクリームと生クリームのケーキは、かなり濃厚なケーキでした。それを踏まえて今年はアーモンドクリームではなく、カップケーキの生地を砕いたものを入れて高さをだしてマロンペーストと生クリームをかけて作りました。

タルト生地は焼いた翌日にフィリングをのせて、その日のうちに食べるよりもフィリングを載せてデコレーションした翌日にたべると、さらにおいしいことがわかりました。

美味しいと感じる感覚と
美味しいものを共有できるひとときと
さらなるおいしさを求めて来年(2023年)の課題と改善点に繋げていく。
私がおいしいと感じるのは、とてもシンプルで身体にやさしいものだった。
マロンクリームだけがおいしくて。
マロンバタークリームは冷やすことでさらにおいしくなることを知った。
ヨーグルトにマロンクリームをいれたらかなりおいしくてびっくりした。

栗拾いからモンブランまで栗三昧

友達が人った栗まで連れて帰ってきた、大量の栗。
✤ゆで栗
✤ゆで栗→マロンペースト
✤ゆで栗→マロン―ペースト→モンブランタルト
✤ゆで栗→マロンペースト→マロンバタークリーム
✤ゆで栗→マロンペースト→マロンバタークリーム→マロンバタークリームサンド
✤ゆで栗→栗の甘露煮
✤ゆで栗→栗の甘露煮→栗の甘露煮入りパウンドケーキ
✤ゆで栗→ゆで栗入りカップケーキ
✤渋皮煮→渋皮栗のテリーヌ(パウンドケーキ)
✤生栗→栗ご飯

大粒でおいしくて
ほくほくであまくて
栗坊主という栗の皮を簡単に剥ける専用のハサミを使っても水膨れになって。それでもまた栗を剥く。痛くなってもやりたいこと。
やっていたいこと。


旬をたのしむ。季節をたのしむ。手を動かしていたい。
美味しいはここから、生まれる。



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