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優しさを紡いで。本との出会いは私の心に春を運んでくる。

最近は、新品の本を買うことが少なくなりました。

電子書籍や漫画アプリ、図書館やブックオフなど
本を手軽に楽しめる選択肢がたくさんあるからかもしれません。

もちろん、本を買うときもあります。
月に1冊は買っています。

でも、1000円以上する本は以前ほど買わなくなりました。

そして本を買うときは、メンタルの本や美容・健康の本など
日常に役に立ちそうな本を選んでしまう自分がいます。

そんな自分に気づいたとき
ふと、何か大切なものを見失ってしまったような
寂しい気持ちになることがあります。

それでも本との出会いは
私の日々に彩りを加えてくれます。

コンビニで一番高いアイスを買うように
カフェで期間限定メニューを頼むように
1000円以上する本を、ときどき自分へのごほうびにします。

そう、本を買うときの喜びです。

何かを失ったかもしれないって感覚は
失われてなくて、まだ私の中にあるよって。

そう信じたくなります。

ごほうびの本は、もちろんメンタルの本や
美容・健康の本以外の本がいいです。

noteを始めてから、小説や他のジャンルの本を
読むことも増えてきました。

本を買うときは、好きな作家さんを
応援したいという気持ちがあります。

表紙のイラストに惹かれたり
何度も読み返したくなったり
手元に残しておきたくなったり

いろんな想いが詰まっています。

そして何よりも、その本を読んだあと
どんな感情に包まれるのか
そんな期待を胸に選びます。

寒い季節は、優しい気持ちに包まれたいな。

季節に合った本を選ぶのも
読書の楽しみの一つです。

冬なら、雪や氷の美しさ
あたたかい食べ物や
人の温かさを描いた物語に
やっぱり心が惹かれます。

noterの桜小路いをりさんの本『春を呼ぶ少女』が
幻冬舎ルネッサンスさんから配信されました。

いをりさん、おめでとうございます🌸

『春を呼ぶ少女』は、冬が舞台のお話です。
寒い季節にぴったりです。

桜小路いをりさんのnoteを
楽しみに読ませてもらっています。

日常をちょっと素敵に感じさせてくれる
魔法のようにきらめく文章にいつも心を動かされます。

ずっとnoteを読ませてもらっていたから
電子書籍は自分のことのように嬉しかったです。

大手出版社から電子書籍を出すのは
すごくすごいことだと感じます。

noteの記事を読むと、出版に至るまでの道のりを
少しだけ知ることができました。

1年にわたり、加筆・修正を重ねたり
それから表紙のデザインも。

表紙のデザインは、お名前や春の訪れを感じさせる色彩です。

リボンに象られた窓には、色鮮やかなお花や
たくさんの素敵が散りばめられていて
思わず魅了されてしまいます。

きっといろんな人の想いや時間が
1冊の本に携わっています。

出版までの背景を知らなくても
本を読むことはできます。
でも、背景を知っていると
本がもっともっと大切に感じられます。

それはたとえば
アーティストさんのラジオの中で
曲ができるまでのエピソードや
MVを製作したときの裏話をしていて

エピソードを知ってから改めて曲を聴くと
より素敵な曲に聞こえるような。

きっとnoteをしていなかったら
出会わなかったかもしれなくて。

でも出会えたことの奇跡です。

いをりさんの表現を少しお借りすると
それは長い長い時間をかけて
noteの海を漂うボトルメールのように
私のもとへ届いた一冊の本。

きっと寒い季節がくるたび思い出します。

寒くなったら、本の中に登場する
「冬の神様」がきたのかなって。
そして、「春を呼ぶ少女」のことを。フルールも。

春を待つ季節に、優しい気持ちを感じたいときに。
あたたかい飲み物といっしょに、読みたい一冊です。

最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの毎日が素晴らしいものでありますように。

ごほうびの一冊の本は
私の中から失われたと思っていた
大切な気持ちを優しく呼び覚ましてくれました。

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