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読書記録

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#note毎日更新

今あるものが何もない世界で生きることになったら?『本好きの下剋(第一部)』をAudibleで聴きました。

Audible の今月のボーナスタイトルは『本好きの下剋上』。これは2013年9月から2017年の3月まで、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載投稿されていた、香月美夜さんのたいへん長い小説です。(全5部677話) この小説はアニメ化もされていて、非常に有名な作品だと思うのですが、私は予備知識全くゼロで聴き始めました。 今回聞いたのは第一部なので全体の1/5にあたる部分なのですが、私はそれに気づいておらず、最後まで聴いて、あれ終わらないんだ!と思いました。笑 この物語

自己分析って必要?

昨日の夕方『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読んで思ったことを書いたのですが、今日たまたま次に『メモの魔力』という本を読んで、自己分析についてさらに疑問が湧きました。 『メモの魔力』は、㈱SHOWROOM社長 前田裕二さんのベストセラーですね。前田さんがメモをどんなふうに活用してきたのか、そのメモの書き方と利用の仕方について詳しく解説されています。 このなかで前田さんは、ものごとの「抽象化」ということを非常に強調していて、巻末には自己分析としての100

自己分析について思った

中田敦彦さんのこの動画を見て、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読みました。本の中に出てくる、自分に対する質問がすごく面白そうだったんですよね。 著者の八木仁平さんはブロガーとしても有名でしたよね。今「自己理解の専門会社」というものをやっているということは、新R25を見て知りました。 私は自己流ですが、自己分析ってかなりしている方だと思うんですよね。でも自分では届かない領域に行けそうだなと思って、どんどん質問に答えていってみました。 結果、改めて自分

プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略

ここ数年のあいだ、自分はこう生きようと考えていました。 ・嫌なことはやめる ・できそうなことを伸ばす できそうなことを伸ばすというのは、私にとって自分の成長を感じられることが生きがいだからです。 そ私の生きがいに当たる部分は、他の人だったら、子育て・家族のために何かをすること・仕事で成果を上げるといったことも当てはまると思います。 ところで、ここ最近の社会の変化について考えてみます。 2010年、私が東京から山梨の実家に帰ってきたころは、まだ以下のような価値観を重く受

流れていますか?~坂口恭平さんの『お金の学校』を読んで~

先日手元に届いた坂口恭平さんの『お金の学校』。この本の内容は全てnoteで読むことができます。 そのnoteが本になりました。坂口さんの自主制作(でよいのかな、適切な言い方が分かりませんが)で作られた5000冊限定の本です。 noteでも同じ内容が読めるのに、紙の本になったものを手にとったら、買ってよかったなあとしみじみ思いました。 この本はパソコンやスマホでスクロールするのとは違う読み方をしたいなとも思うんですよね。 内容は、カテゴリー的には自己啓発やビジネス書的な