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eriko_fukaki
シェアハウスの愉快な物音その6 「マイクの秘密」
昔住んでいたシェアハウスで聞こえてきた愉快な物音の話。
仲がいい私達のハウスでは変な物音が聞こえたりするとよくみんなでからかい合う。
私たちはよくみんなで食事をする。
家に帰ってきて夕食の時間がかぶった時に一緒に料理をしたり、各々が作ったごはんを「ちょっとちょうだい」なんて言いながら分けあったり。
そんなやりとりは日常的に行われているが、それとは別に月に一回はハウスパーティも行っていた。
なるべく住民全員が集まれるようにスケジュールを合わせてみんなで料理を作って食卓を囲み、お酒を飲んだり、その後一緒にテレビを見たりゲームなんかをして新しく入ってきた人もそこから仲良く交流を深めていった。
あるハウスパーティの日。
みんなでわいわい食事をしていると、アメリカ人のマイクが仕事から帰ってきた。
「ただいま」
「あーマイクおかえり〜！早かったじゃん。まだごはん残ってるよ、食べよう〜」
「僕はいいよ。ありがとう」
「えーなんで？まだ仕事してるの？」
「ううん。でもダイエット中だから」
「え〜。また〜？」
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