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【風呂酒日和61-2】 おまぬけ倶楽部

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


さて、成弘湯を出た私はその場で立ち止まり悩んでいた。
どうしよう。
マップで見ると京成青砥駅前は〇〇青砥店という名前が結構あって、どうやら大手チェーンが多い模様。
チェーン店が嫌いというわけでは決してないのだが、なんとなく1人で行くのはなぁと思ってしまう。

それかいっそ、京成立石の方まで行ってみようか。
そっち側の方がマップには赤い点がたくさんついている。
でもそっちまで行っちゃうと、この前のアクアドルフィンランドの帰りに行った名もなき店とかその辺になるんだよなぁ。
なんとなくせっかくなら行ったことのないエリアの方がいいかなと思う私。


となると、やはりここか...。
立地は最高。さきほど成弘湯に行く前にもチラ見した、銭湯から目と鼻の先にある居酒屋。
呑み処、その名も「おまぬけ倶楽部」である。

うーん、名前が...。
店は路面店の一階ですでにカウンターが見えているのでどんな店内なのかはうっすらわかるものの、もしこれがビルの地下なんかにあり立看板に「おまぬけ倶楽部」とでも書いてあったら、おまぬけのていでうっかりパンチラでも見せてくれるようなお姉さんがいる、やらしい系のお店みたいな名前だ。

マップには英語で「goony's club bar」と書いてあってますますよくわからない。口コミを見ると「楽器が置いてあってミュージシャンや音楽好きの人も集う店」とのこと。
あぁ〜それ系(どれ系?)だ。なるほど。

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