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『図で考える。シンプルになる。』

「図のスキルって、仕事で資料とかパワポとかつくる人だけに必要なんでしょ?」と、思っていませんか?

「図は思考ツール」


だと本書では言いきります。

図は、誰もが幅広いシーンで一生使えるスキルなのです。だとすれば、学んでおいて損はないと思いませんか?

一緒に学びましょう!💪


考え方を学び、図で「伝える」

「図」というと、ついつい「テクニックを学ぶ」と勘違いしてしまいますが、本書で学ぶのはテクニックではありません


「本書で学ぶのは考え方の土台」


図をつかうとき、相手に見せたいのはテクニックではないですよね。


大事なのは、「図で何を伝えるか」の中身


本書は、改めてそれを気づかせてくれます。


「シンプル」とは

著者からこんな問いかけがありました。

「複雑な図を書いていないか?」

書いてます…ね、私😅
1つの図でいろいろ伝えたくて盛り盛りになっちゃうのですよね。

でも、さきほどの大事なことを思い出してください。大事なのは「何を伝えるか?」です。

「伝わらなければ意味がない」

だからこその「シンプル」本書を学ぶと以下がシンプルになります

①思考プロセスがシンプルになる。
②図のパーツがシンプルになる。


「図」をつかうメリット

本書では、図をつかうメリットとして以下をあげています。

①もやもやした頭の中をクリアにする。
②会議・打ち合わせで主導権を握れる。
③要点をスピーディーに伝えられる。
④質の高いプレゼンができる。

シンプルな図で表現すれば、とにかくわかりやすいですよね(①)。わかりやすい図が出てくれば、会議の場が盛り上がります(②)。

自分でもクリアになる図であれば、相手にもスピーディーに伝えられますし(③)、プレゼンの質も高くなります(④)。

是非身につけたい!と思いませんか?


「7つの型」を学ぶ

本書では、シンプルな7つの型を学びます。

この記事では、❶交換を紹介しましょう。


壱ノ型「交換」

どんな図解本でも出てくる基本中の基本です。手順はこうです。

簡単ですね。登場人物を四角で囲んだだけで、もう図っぽい。さらに矢印と移動するものを書き加えれば立派な図です。すぐに実践できますよ。


習慣化のコツ

「資料作成のときだけ、図で考える」では、いつまで経っても身につかない

と著者は言います。その通りだと思います。

日常的に図で考えるクセ


をつけましょう。そのための習慣化のコツも紹介されています。

✖ 1つの図ですべてを表現する(のではなく)
 ちょっとしたことを小さな図にまとめる

私の場合、仕事の会議の場をつかって習慣化しています。

参加する会議で、ただ聞いているのではなく、会議の内容を図にしながら聞いています。

会議の中で、「言葉だけだとよくわからないなぁ…」ってこと、よくありますよね?図にするとよくわかりますよ。


応用編①

実践的な応用も紹介されています。例えばドラッカーの『プロフェッショナルの条件』の一文を図にした例です。

本を読むだけだと、なんとなくわかった気になってしまいます。こうやって図にすると、実践的なアクションが見えてきますね。


応用編②

本書で学んだ図をつかって「人生戦略を考えよう」という応用編も紹介されています。

❶交換、❸深掘り、❹比較、❻重なり、❼ピラミッド
5つの図をつかって人生戦略を考えます

「今後の人生どうしようかなぁ」と考えている人であれば、図を学びつつ、人生についても考えられて一石二鳥ですね。


まとめ

本書は、noter仲間の山田太郎さんに紹介してもらった本で、すぐに読んだのですがアウトプットがまだでした。

アウトプットすることで改めて図の大事さが身に染みる思いです。

図は思考ツール

図でシンプルに伝える

日常的に図で考え、ちょっとしたことを小さな図にまとめる


本日の学びはここまで。また来てください。👋


読書期間 2021/05/21-2021/06/03
初版発行 2017/10/18

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