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最後の富山県市町村対抗駅伝 2019/11/06

11/10(日)に最後の富山県市町村対抗駅伝に出場します。
この駅伝は今回で第37回を数え、陸上の長距離種目があまり盛んではない富山県にとっては、大きな駅伝大会として定着している大会でした。
特に富山県内の中学生、高校生にとっては、一般道を走ることのできる数少ない駅伝であったと思います。

(富山県庁スタート、ゴールの駅伝 全18区間)

僕自身も中学2年生から高校3年生まで毎年、地元の南砺市代表として出場している思い出深い大会でした。性別の異なる妹と襷をつないで走った駅伝というのは、この大会だけだったのではないかと記憶しています。
また中学生の当時は、利賀村の人通りの少ない道しか走っていなかったので、街の中で人が沢山(当時利賀村に住んでいた自分からすると)いるところを走れるのはとても気分が高揚したことを覚えています。

一般道で駅伝を走れるなんて…
しかも市内のほうで…

当時の僕は
「利賀村か、それ以外か。」

『俺か、俺以外か。』で有名なローランドさんではありませんが、(最近著作を読了しました)
それくらい自分の普段いる環境が自分の『ものさし』になっていたので、この駅伝は見聞を広げるという意味でも貴重なものでした。

(利賀村の観光スポット 利賀芸術公園 毎年夏になると、この野外劇場で演劇が開催されます 地元PR)

また本番の駅伝に向けて、当時お正月にテレビで観ていた箱根駅伝の選手をイメージしながら、県駅伝当日に区間賞をとることを目標に練習していたことも記憶しています。
録画していた箱根駅伝の映像を参考にしながら、当時憧れていた上野裕一郎さん(現立教大学陸上部監督)ばりのガッツポーズをすることも当日はできたらいいなと思っていました。(しませんでしたが…)

(写真はイメージです HPより引用)

この駅伝は中学生から大学生や一般の社会人ランナーまで、幅広い年代でチームを編成するので、色々な方々と襷を繋いで交流することができたという面でもいい大会だったといます。
当時のチームメイトの中には、今でも声援を送ってくださる方がいますし、当時中学生の自分からみると高校生や大学生のお兄さんランナーたちはとてもカッコよくみえました。
今は自分が子どもたちからするとお兄さんランナーなわけですが、

もうそんなに年を重ねてしまったか…
人生あっという間だな……

という初老を迎えたかのような哀愁漂う気持ちになりました。(まだまだ人生これからのはず…)

中学生からすると、自分はお兄さんランナー(まだおじさんではない)として今回はいいところを見せたいと思いますし、また今後、彼ら彼女らに対して自分なりになにか還元していきたいなという思いもあります。

今回は思い出深い大会がまたひとつなくなってしまって残念ではありますが、またそれに代わる大会が今後開催されることを願っています。
大会を開催するにあたり、運営の面でも管理の大変さ、採算がとれなくなるなどの財務状況、色々あると思いますが、今後はそれに向けて選手側からもなにか企画してかたちにしていける取り組みもしていければと考えています。
地域の子どもたちが夢を持って頑張っていけるような環境を作れるように、今後自分自身もなにができるかを考えて実行していきたいと思います。

とはいえ、つべこべ言う前に、

まずは今回の駅伝をしっかり走って『カッコいい』お兄さんランナーの地位を富山県で確立できるように頑張ります。
(いずれは全国で…)

(『カッコいいお兄さん』ランナーへの道のりは険しい…)

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