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誰かの幸せを願う気持ちは自分に還る 〜 「たいせつなひと」 さだまさし


2004年公開の映画「解夏」の主題歌だった曲です。

どらえもんの名作「のび太の結婚前夜」で、マリッジブルーでのび太との結婚を直前で悩むしずかちゃんに対してお父さんが語りかけた言葉があります。のび太くんのことを指して、

彼は人の幸せを願い、人の悲しみを共に悲しむことができる人だ

ドラえもんより

これは簡単なようで難しいことかもしれません。

光があるから闇ができるように。夜があるから朝があるように。物事には、良い面も悪い面も隣り合わせに存在している一面があります。

なんとなく「幸せ」だなあと言う言葉の裏に「不幸」が潜んでいるような気がしてしまったり。

幸せと口にすれば 不幸せばかりが映る
何故かこの世に生まれ 迷いながらも生きる
あなたに 届くために

さだまさし「たいせつな人」より

愛ばかりを集めたら 憎しみまで寄り添う
ささやかに傷ついて ささやかに満たされて
このいのちを生きたい

さだまさし「たいせつな人」より

ささやかというのは、美しい表現ですね。

何かに秀でるわけでもなく、人生で起きるすべての良い面も悪い面もすべて内包した優しさに溢れているような気がします。

たいせつなひとのために、ささやかな幸せを願うことから始めてみてはどうでしょう。

それは、たいせつなひとが悲しんでいる時には共に悲しんでいくことでもあると思うのです。

そうしていったら、「幸せを願えば幸せが」、「愛を集めれば愛が」きっと、あなたに還ってくるはずです。

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