夜の駅の乗換口で号泣した話
桜はほとんどが葉っぱになって、昼間は暑いくらいだった4月の真ん中。
駅の乗換口で一人、声を出して泣いた。
その日は朝から病院にいた。
足の指が赤く腫れて、ついに皮膚の中に膿が溜まってきた。歩くのも辛いくらい痛くて、自然治癒は難しそうだったので観念して皮膚科を受診した。1時間ほど待って呼ばれたら、膿の溜まった部分に針を刺して排膿処置をされた。診察室を出るとき、ずいぶん痛みが軽減していて気持ちまで少し軽くなった気がした。医療ってすごい。
そういえば、待っている間に仕事の電話が