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健康経営コンサルがこっそり教える、パフォーマンスアップのためのオススメ健康本10選

サザエさん症候群。

それが放映されている
日曜の午後6時半は、
大人たちを現実に引き戻す時間。

明日から始まる仕事を思って、
日曜の夕方から憂鬱な気分になる
症状
のことを指すそうだ。

もちろん人間関係や仕事の悩み。
そんなことが億劫になってしまって、
いる人も少なくないだろう。

ただ、もともとの心身の
コンディションが整っていないと言うことで、
仕事に前向きな気持ちになれない
と言うことも多いのではないだろうか。

それなりにキャリアを積んできて、
スキルが上がっていく一方で、
自分自身の体力、1日に発揮できる
パフォーマンスに少しずつ陰りが
見えてきているビジネスパーソンも
いることだろう。

セルフケアを実践できるようになるための特別企画


私は、健康経営コンサルタントとして
約8年間組織の中で働く人たちの
健康とパフォーマンスアップに
ついて考えてきた。

様々な組織としての施策に取り組み、
多少の成果をあげることはできたが、
抜本的な解決策としては、

個人のセルフケアの習慣化と、
行動変容をいかに実現できるか

にかかってくる。

そこで、今回は、皆さんに少しでも自分の
健康やパフォーマンスアップに貢献できる。
書籍を特別に10冊ご紹介する。

大型書店にもあふれる何百冊と言う
「健康本」と言うものの中から
きちんと専門家の観点から書かれ、
かつ皆さんにもシンプルに取り組める。
有益な情報が書いてあるものを厳選した。

もちろんすべてを目を通していただき
たいが、まずはぴんときた一冊を
手に取っていただきたい。

あれもこれもとやろうとするのは、
大変なので、まずは自分のできることから
始めてほしい。

※目次の見出しは本のタイトルではないので、
 ご注意いただきたい。

1冊目 今は全くもって健康。そんな人が手に取るべき1冊


仕事で成果を出し続ける人が、最高のコンディションを毎日維持するためにしていること


この本は、はっきり冒頭で
こう言い切っている。

身体は最も重要なビジネスツールです。体調管理は、ロジカルシンキングやITスキル以上に大切なビジネスの基礎スキルです。

この本は、株式会社DeNAのCHO室長代理を務めた、平井孝幸さんの本である。

最高のパフォーマンスを発揮するための睡眠、食事、姿勢、マインドセットなどの58の方法が紹介されている。いずれも医師を始めとする専門職の監修を受けている。

何か疾病を抱えていたり、持病を抱えているわけではない。でも何か今の体のためにできることから始めたい。
そういう方にはオススメの一冊。

2冊目「食欲を制する者」こそが自分のパフォーマンスを制する


成功の食事法 脳神経外科医の自分を劇的に変える食欲マネジメント

この本は、食欲マネジメントを実践することで、自身のパフォーマンスを最大化すると言うコンセプトから脳神経外科医の先生
が書いたもの。

目次の一部を抜粋しよう。

・現代において「空腹」とは、究極の贅沢
・脳をコントロールして、
 カロリーと栄養を効果的に取る方法
・成功をつかむ13の食材

パフォーマンスアップと
言う観点だけではなく、
自身の将来の病気から身を守るために
食事でできる事はたくさんある。

ぜひ食欲のコントロールをする、
マインドについて書かれているので、

「わかっちゃいるけど、ポテトチップスやお菓子が止められない」

そんな人にも読んでいただきたい。

3冊目 午後2時以降にコーヒーを飲んでいる人は必読


SLEEP 最高の脳と体を作る睡眠の技術



睡眠研究の第一人者として知られる
ウィリアム・デメントは、
「睡眠を健全にしない限り、
健康にはなれない」
と言う
言葉を残しているそうだ。


小見出しにつけたような
カフェインの摂取やスマホ依存が
睡眠の質にどう影響し、
腸内環境や寝室の環境にも言及している。

また、睡眠を軸に運動や食事、飲酒、
さらにマインドフルネスといった
他の生活習慣についても
書かれているところが非常に有益である。

4冊目 健康だけでなく、アンチエイジングにも興味のある方へ

下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」


最近疲れやすくなったな、
そんなことを感じながら、通勤電車に
揺られていないだろうか。

疲れやすい体と言うのは、筋肉量の低下が
大きく影響していると言う。

体を動かさないと老化とともに
筋肉量が減る。それは当たり前としても、
衝撃的なのは
20歳前後をピークに、意識的に運動しなければ年1%程度ずつ減っていく
と言う。

これは基礎代謝量が落ちていることが
原因だそうだ。

この本では、若返りの基本が
下半身の筋肉のメンテナンス
であると
言うところからスタートし、
現代人のライフスタイルに合わせた取り組み方と同時に、そのモチベーションを
保ち続ける心構えについても書かれている。

いきなりジムに通い始めたり、
ジョギングを始める必要は無い。
まずはできることから始めてみる
にはいい1冊だ。

5冊目 マッサージに通い続けても「その場しのぎ」になっている。そんなあなたへ

現役美容師が作った「スマート整体」のすすめ!

私の街の商店街の整骨院や
マッサージ屋さんはいつも
行列をなしている。

もちろん、誰かに体をほぐしてもらい、
プロにケアを受ける事は非常に有効な方法だ。

ただそこは時間的にも金銭的にも
代償は大きくはないだろう。

現場で肩こりや腰痛等に悩んでいる
従業員の皆さんを見ると、
自分自身でケアをする習慣の重要性を
認識する。

この本では、のべ一万2000人を施術し、
現役の美容師としても活躍する著者が
自宅でできる体の不調を整えるメソッドを
余すことなく公開
している。

ほーりー自身もこの著者の
坂本氏のオンラインでの
レクチャーを受け、実践したことで
リモートワークにまみれて疲れきっていた、
肩と首の疲れが大きく軽減された。

そのケアの方法も座ったままでできる簡単なものなので、一読していただくだけで実践できるものばかりだ。マッサージ屋さんに行く前にまず読んでいただきたい1冊だ。

6冊目 マスク生活で口の中は人類史上最悪の時代


検索して不安になったら読む本
ウィルスも認知症も行きづらいのも、
すべて歯のせい?


糖尿病・動脈硬化・脳梗塞。
こういった、現代人が恐れる中疾患が
歯周病の人がなりやすいと知ったら
驚くだろうか。

一般的に虫歯になってしまうと、
はが削られてなくなっていくだけ。
二度と元通りにはならない。

だからこそ予防が大事。、
筆者の堀先生は、初診のカウンセリングに
1時間以上も時間をかけているそうだ

一章にあたる、
「健康に100歳まで生きるために口腔ケアが大事な理由」
この部分を読む
だけでも単純な、
歯磨き習慣だけを実践してきた人は、
やるべきオーラルケアの重要性に
気づくでしょう。

7冊目 心配するな 今だけを見て

心配事の9割は起こらない

余計な不安や悩みを抱えないように、
他人の価値観に振り回されないように、
無駄なものをそぎ落として、
限りなくシンプルに生きる。


これがこの本で伝えたい事と著者は
書いています。

私は極度の心配性です。
仕事でもプライベートでも
まずは最悪の事態を想定して
行動することが多いです。

この本では、自分が知らず知らずのうちに
思い込んでいるもの、抱え込んでいるものを
手放すことの重要性がわかりやすく書かれて
いる。

嫌なことがあったり、
悩みをズルズル引きずってしまい、
仕事や私生活に影響が出てしまうタイプの方は、いちどこの本で「手放す」ことで
楽になろう。

8冊目 「実力をつける」より「今の実力を出し切ること」に意識を向けよう


整える習慣

「自分では、動かすことのできない部分」をつかさどっている、自律神経を意識した行動をすることによって、コンディションやパフォーマンスを確実にアップする方法を知ることができる。

ここでも目次を一部見てみると、

・昼食後の2時間は捨ててオッケー
・大問題ほど小さく考え、ささいなことほど大きく考える
・座っている時間が長い人ほど早死にする

なかなか刺激的な見出しで興味をそそられるものばかりだ。

著者の小林弘幸先生は、自律神経に関する本をたくさん出版されているので、興味のあるものがあればそちらも手に取っていただきたい。

9冊目 毎日を「最高の1日」にするメソッドが満載


今日がもっと楽しくなる行動を最適化大全
ベストタイムにベストルーティンで、常に「最高の1日」を作り出す


その著者の累計が200万部を突破し、
YouTubeで4000を超える動画を
リリースしている精神科医の樺沢紫苑先生の
著書である。

樺沢先生の著書の中でも、
イラストが多く、シンプルにTo Doが
書かれているので選出した。
そのひとつを紹介しよう。

ムリやりに「職場の人」と仲良くしなくてとよい

ほーりーはこのページを読んだだけで
すごく救われた。

たった1400円の本の数ページで
自身の職場のメンタルヘルスが
改善していくものもある。
あらためて、読書の素晴らしさを
知る機会にもなったのである。

とにかくわかりやすさ重視で
何から始めていいのか、明確にしたい
人にオススメである。

10冊目 知ってた?「熱いお茶」を飲むと、
がんリスクが8倍あがる!ってよ


40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」

さぁ、いよいよラストの1冊。
今回は、10選という形で本を
紹介した。

いずれも自信を持ってお勧めしたい本て
ある。
この記事の読者は、当然、それぞれの
ライフスタイルや年齢によって
関心を抱く項目が変わってくると
思われるので、どこか引っかかった
ところで本を手にとって欲しいことには
変わりはない。

ただここまで書いてきて
申し訳ないのだが、
1冊だけを選べと言うならば、
この本を勧めたい。

40歳を超えると、様々な重疾患の
発症リスクが上がる
ことがわかっている。

このリスクに立ち向かうためには、
ヘルスリテラシーを身に付ける必要がある。

それは「健康や医療に関する情報を吟味し、取捨選択していく能力」のこと。

世界的な調査では、日本は他の先進国と比べて
この能力が著しく低いそうだ。

他の国と比べれば、医療や社会制度が充実しているわけだから、
まずは自分自身で自分の身を守ること。
これに必要な知識を余すことなく、身に付け行動に移す。


この1冊を読めば、老後の資産に
向けてやるべきことは
お金を貯めることではなく、
健康を維持することだと
実感できるだろう。

さいごに


ここまで、健康経営コンサルとして
セルフケアの習慣化を実現するための
ヒントになる本を紹介してきた。

ネットで検索をすると、情報が溢れているが、
著者の情報と発信元が担保されている
本の情報はやはり価値があると言える。

皆さんが、この記事を通じて
自身の健康やパフォーマンスアップについて
考えるきっかけになれば嬉しい。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。 みなさんが生き生き健康に働けるためのメッセージを発信していきます。 ぜひサポート、よろしくお願いします。