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習い事も、本人の「好きで得意で楽しい」を、まんなかに。

最近、年少の娘が、ピアノ教室に行くのを嫌がります。

気が乗らないのか、何か壁にぶつかっているのか。まだ様子見ですが、聞いてみると「まちがえるのが、やなの」と言います。

正直、辞めさせてもいいと思っています。

子どもの頃も、大人になっても、「自分がやりたい」という気持ちがあることに熱中することが、脳を活性化するし楽しいし、大人になってから収入も高くなると考えているから。

でも、せっかく始めた手前・・・どうしよう・・・またごちゃごちゃ考えて、悩んでいるところです。

そこで、習い事について考えてみました。

我が家の子ども達は「水泳」「ピアノ」「絵画教室」へ通っています。
この3つの習い事を選んだ理由は、それぞれが脳の知性領域=知性フレームが異なり、それぞれはもちろん相互に影響しあえど別々にも発達していき、9~10歳頃までの子どもにも発達を促すことが脳科学的に推奨されていると知ったためです。

したがって、子どもが楽しいと感じて好奇心・探求心をもって行えるのであれば、知性フレームを発達させることができる習い事には通ってもいいだろうと考えています。

一方で、周囲で「そろばんってやっぱり計算速くなるから良いよね」とか「公文は国語に強いみたい」とか「チアの服が可愛いから通わせたい」という話を聞きます。

そうなのかな?と考えてみました。

以前、勝間和代さんのYouTubeの勝間塾公開ライブで、勝間さんが質問者さんの回答で仰っていたことが、印象的でした。
それは、お受験関連のこと。

どういう人が、東大や医学部に現役合格するか
 それは、そうした難関校にもすんなり合格できる人達なんです。」

それを聞いて、なんて世知辛いのだと思ったと同時に、納得しました。
そうした難関校に現役合格できる人は、もちろん努力もしているけれども、死ぬほど努力しなくても合格できるくらいのレベルなんだと。
私たちは人生の中で、自分の好きで得意で楽しいことを見つけて、そこに向けて試行錯誤していくことが、どれだけ大切か、と。

子どもの習い事の話に戻ります。

例えば、そろばん教室。我が小1息子だったら通う必要があるかと考えてみます。
我が子は、わりかし計算は得意なほうだし好き。頭の回転も、速いほう。だと思います。
だから、そろばん教室に行ったらきっと楽しめるし、熱中できたら計算がもっと速くなるかもしれない。これは、子どもの発達を促進する方向に、つまり「好きで得意で楽しいこと」になると思います。

でも、そうじゃない子も居ます。計算が得意じゃないし、好きでもない子。
そういう子が、そろばん教室に行ったら?
まぁ教室に通う前よりはもしかしたら速くなるかもしれないけど、好きじゃないし楽しくないから、投じた時間の割に計算が上手くならない可能性は否定できないと思います。

一方で、きっとそういう子たちにも、「好きで得意で楽しいこと」は、きっとあるはずです。
例えば、電車がすごい好きで時刻表をずっと見ていられる子、虫のことなら図鑑並みに知っている子、お洋服が大好きで小さいときから自分で選んだり服を作ったりする子、とにかく人を笑わせることが得意な子。

その子たちは、そろばん教室に行くよりも、各地方の電車に乗ったり、森に出かけたり、お洋服を作る材料を買ってあげたり習いに行かせたり、お友達と遊ばせたりしたほうが、脳が活性化してもっと彼らの「好きで得意で楽しいこと」を伸ばしてあげられるんではないかと思うのです。

これは、先述した受験の話と、似ていると思いませんか。

もちろん、勉強することや受験することを否定したいわけではありません。勉強することで将来の選択肢が増えることは間違いないし、自分の目標を叶えるために選んだ大学を受験することは尊いと思います。
逆に、電車に乗ったり森に行ったりしているだけでもし勉強を全然しなかったら、我が子の将来だいじょうぶなの?って考える親御さんが、今もまだ少なくないのかなぁと思います。

でも、考えてみてください。
勉強していたら、将来は絶対安泰なのでしょうか?
勉強したとして、「好きで得意で楽しいこと」に夢中になったとして、将来の不透明さの確率は、変わるのでしょうか?

特にこれからはVUCAの時代。これまでよりもっと、先が読めなくて複雑であいまいで、何事についても予測できなくなります。
自分が興味もなく楽しくもない「お勉強」をしただけで、そんな荒波の中を航海していける可能性は、決して高くないと感じます。
個人的見解ですが、ね。


つまりは、どんな習い事でも、子どもが楽しく通っていれば、何の問題もないと考えています。
子どもの「楽しい」のベクトルはそれぞれで、習い事自体が楽しいかもしれないし、お友達とワイワイ通うのが楽しいかもしれないし、発表会が楽しみかもしれないし、先生のことが気に入っているかもしれないし、理由は何でもいいと思います。
逆に、「楽しい」が無いのに、通わせるのは、大人のワガママや自己満足になっていないか、しっかり考える必要があると思います。

だからこそ、私も娘の「いやだ」に向き合っていく所存です。
ちなみに我が子はそろばん教室には通わない予定です笑 本人が望めば別ですが。


なんだか纏まりがなくなってしまった(;^_^A ご了承ください。。

では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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