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著…中田ぷう『もっと素晴らしきお菓子缶の世界』

 あなたは、当初そのお菓子に興味は無かったのに、「この缶が欲しい!」と一目惚れしてお菓子を買った経験、ありますか?

 わたしはあります。

 何度もあります。

 だって、お菓子缶って本当に魅力的なんですもの!

 バキューン! とハートを撃ち抜かれて、「よし! この缶を買って、刺繍糸や文房具を入れよう」と言い訳してお菓子を買い、ひとりで食べきれなかったお菓子は職場で配る…。

 それがわたしのいつものパターンです。

 ちょろい!

 我ながら、マーケティングのいいカモだ!

 だって、お菓子缶って、色も柄も形も様々に意匠が凝らされているんですもの。

 抗いがたい魅力のかたまり。

 まるで宝箱みたいに人の心をワクワクさせます。

 これは、大正から令和にかけた選りすぐりのラブリーなお菓子缶をまとめた本です。

 お花や子どもを描いたものもあれば、エンボス加工が施されていて手触りが良さそうなものもあり、また、缶そのものが猫やカメラの形をしているものもあります。

 お菓子缶のデザイナーさんの豊かなイマジネーションに脱帽です。

 人間のときめきポイントを熟知しておられる…!

 また、商業施設で販売されているお菓子缶だけでなく、美術館、博物館、動物園、有名老舗ホテルのショップで売られているお菓子缶も紹介されています。

 それらを見ていると、まるで自分がそこに行ったかのような気分になれて楽しいです。

 名画をモチーフにした缶も素敵。

 集めたら、お部屋がミニ美術館みたいになりそう!

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