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著…飯間浩明『ことばハンター 国語辞典はこうつくる』

 「〝めずらしいな〟〝知らなかったな〟と思うことばに出合ったら、とにかく全部、写真を撮ったりして記録しておきます」
(P13から引用)

 という、国語辞典編纂者の本。

 著者がそうやって気になることばを集めるのは、国語辞典に本当に載せたいことばを選び出すため。

 ことばを探すことを、著者たちは「ワードハンティング」と呼ぶのだそう。

 「間違いではないか」「辞書に載せる価値がないのでは」と思われるようなことばも収集。

 どんなことばも理由があって生まれているのであり、「間違い」「価値がない」とは決めつけないのだそうです。

 素敵!

 著者が行っているワードハンティングをわたしも真似したいです。

 ちょっと外出した時でも、たとえば看板、ポスター、立て札、掲示板、お店のメニューに注目しながら歩くと、お出かけを楽しめそうですよね。

 普段は略語ばかりを使っている言葉の正式名称を調べてみたり。

 知ったかぶりしていた言葉の正しい意味を調べてみたり。

 わたしもそういう好奇心を大事にしたいです。

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