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ストレス解消に柑橘類【春の養生】

草木が芽吹くように、人も寒さで縮こまっていた体が春になると、エネルギーを放出し活発に活動しようとします。

自律神経を司る「肝」が活発に動き、気や血を全身に巡らせます。

ストレスが多く、のびのびと過ごせていないと、肝の働きが鈍り気を巡らせられません。

イライラ、情緒不安定、お腹の張りにのど、肩の張り、脇腹の痛み、便秘と下痢を繰り返すなどの不調を感じる方は気の流れが滞っています。

また、この季節は寒暖差も大きいですね。
気温差が5℃以上あると自律神経に影響が出ます。

不眠、情緒不安定、お腹の不調、ほてり、多汗、冷えなど体温調節がうまくいかずにみられる不調もあります。

食事の時間、寝る時間をなるべく毎日同じ時間にすると、自律神経が整うそうです。


金柑で春の食養生


ストレスがたまっているなと感じたら、柑橘類がおすすめです。甘酸っぱい香りが気を巡らせます。

苦みのあるもの(菜の花やふきのとう)や酢の物など酸っぱい味付けもお疲れ気味の「肝」を元気にサポートします。


🔸金柑の蜂蜜煮

柑橘類の皮に含まれる精油成分が気を巡らせます。
皮ごと食べられる金柑はおすすめです。

咳や喉の炎症にも効き、消化を助ける金柑。甘酸っぱい香りに幸せな気分になります。

 

金柑20〜30個を蜂蜜大さじ4杯、くこの実と共に煮ます。焦げ付かないよう弱火で。しばらくすると水分が出てトロンとします。

イライラが止まらないときは、金柑蜂蜜煮を炭酸水に入れて飲みます。

炭酸も気を巡らせて胃腸の働きを助けます。
熱がこもって、頭がボーッとする時も炭酸でスッキリ。


頑張りすぎないで


春はストレスにさらされないように
✅何も考えない。
✅予定を詰め込まない。
✅ゆったりと過ごす。
が養生となります。

とはいえ、何かと忙しい春。

新しい環境や生活の変化も多くなります。張り切るきもちもわかりますが、あまり頑張りすぎないように。

ストレスはためずにこまめに解消。疲れたなと感じたら積極的にケア。

交感神経優位が続くと、疲れも感じにくくなり突っ走ってしまいますから。

体の声を聞きながらゆったりといきましょう。

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