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【春の土用】夏にむけてエネルギーをチャージ

4月18日から立夏までの18日間は春の土用です。

季節の変わりめ、つなぎめである土用では、次の季節を心地よく過ごせる体を作る時期。

体の土台ともいえる胃腸をいたわり、梅雨に体調をくずさず、夏の暑さを乗り切るエネルギーを補充します。


4月も終わりに近づくと、気温の上昇だけでなく湿度も感じます。

この湿度に胃腸は弱いのです。

気温が高いからと冷たいものをとりすぎると、胃腸の動きは鈍くなってしまいます。胃が1日に消化、運搬できる量は決まっています。

消化しきれない、運べない飲食物は体内に残り余分な水(湿)となります。

上半身で水が滞ると頭痛やめまい、ふらつきの原因となり、下半身で滞るとむくみ。胃のなかで滞ると胃もたれ、下痢、軟便などの症状がでます。

そのうえ、雨の日が続くと外気からも湿が体に入ります。体の内と外からの「ダブル湿」の影響で症状もいっそうつらくなります。


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まだ梅雨の前なのに、湿による症状が出ていませんか。
まだ夏の前なのに、冷たいものの取りすぎで夏バテのような症状が出ていませんか。

土用の時期には無理をするとすぐお腹の具合にあらわれるので、胃腸をいたわりお休みさせてあげましょう。

🔸消化の負担になるものの食べすぎは控える。
冷たいもの、甘いもの、脂っこいもの、味の濃いもの。
暴飲暴食は避ける。

🔸胃腸を元気にする食材。
かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし、きのこ類、米、豆類、山芋、キャベツ、鶏肉、カリフラワー、白菜、かつお、さば

🔸水はけをよくする食材。
はと麦、黒豆、小豆、緑豆もやし、とうもろこし、冬瓜、きゅうり、アサリ、スナップエンドウ、かぶ、たけのこ、昆布、わかめ


以上春の土用の過ごしかたです。
猛暑に負けない体をつくりましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

私も胃もたれと重だるさを感じています。
土用にはじゃがいも、さつまいも、かぼちゃなどよく食べるようにしています。

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