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イラクに行ってみた① イラク クルディスタン旅行記~イラク エルビル空港から市内まで、両替等の基本情報~

●旅の始まり~イラクってどんなところなんだろう??~

僕の旅行先を話すと、だいたいのひとが???となる。たしかに今年は北朝鮮とイラクとイランに行ったので、言葉を並べるとすこしユニークな渡航先ではあった。すこしだけ、ですよ。

(イラク クルディスタン スレイマニアにて撮影)


僕が旅を通じて確かめたいのは、日本ではほとんど目にしない、知ることのない国が果たしてどのような光景が広がっているのか、どんな人がいるのか、を知りたいのです。イラク、日本人にとって馴染みがなく、そして危険というイメージを持つこの国の姿を皆さんにご紹介します。

今回はTurkishAirlineでイラクのエルビルという街にインしました。南側のバグダッドなどは残念ながら入ることができません。今回はイラク北部を観光し、その後陸路でイランへ抜けることにしました。

イラクについてはほとんど情報がないので、観光をする上での情報を書いていこうと思います。

ご参考なれば幸いです!
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●イラクに到着

機内に沸き起こった拍手で目が覚める。イラクのエルビル空港には早朝の5時に到着。
トルコでの天候不良で飛行機は一時間遅延しました。
何故か日本語ペラペラのCAさんに見送られ、イラクに入国です。

そうなのです、イラク行きの飛行機はまさかの日本語対応でした!!

さらに機体もA330の快適ひろびろな機材!安心快適なイラク旅行の幕開けです!

入国審査がたくさんあいているものの、イスラエルのような状況で、一人に対する時間のかけ方が二分ちかくと、全く進みませんでした。飛行機を降りてから入国までは時間に余裕が必要です。

ピカピカなエルビル空港。荷物受取所に免税店(特に何もありませんでした)。ゲートを抜けるとSIMカードと空港タクシー、カフェがありました。

エルビル市内へ行く場合、降りてすぐにあるタクシーを使うとお金が高いので、ここから「セキュリティポイント」という建物までバスで移動します。

空港を出ると目の前にバス停があるので、ここからバスに三分程乗ります。歩いては厳しいと思いますのでバスに乗りましょう。15分間隔で、乗車料金は無料です。

バスからみえたモニュメント

5分程度で到着しました

私は入国しか使わなかったのですが、出国のときはここでセキュリティ検査をするのでしょうか。エルビル空港では空港ビルの手前にあるセキュリティポイントを全員通る必要があります。なので入国時もまずはここまでバスで来る必要があります。

到着情報を見るとイスタンブールからの便が豊富なのがわかります。

セキュリティポイントの入国側にはたくさんの待ち合い用の椅子とカフェ、祈祷室がありました。外に出るとタクシーがたくさんいます。

●空港から市内へ移動する

さて、タクシーに乗車してエルビル市内へ向かいます。

タクシーの相場ですが、白タクと市内を走る肌色のタクシーがあります。白タクはわかりませんが、タクシーであれば市内まで高くても10000イラクディナールで行けます。約10ドルです。市内から空港まで5000デイナールでいけそうなので、もう少し値切ることもできると思います。

...というか、予想以上に近代的な街並みなのですが!!

空港の位置ですが、市内からそう遠くありません。画像の中心にある「アルビールの城塞」にバザールや広場があり、放射線状に街が形成されています。
安宿もバザール付近にあるとのことでしたので、中心部へいってみることにします。

15分ほどすると中心市街地に到着です。これでエルビルの中心市街地に到着しました。

エルビルには鉄道が走っていません。しかしタクシーが無数に走っているので、足に不自由することはないので安心してください!

●イラクの両替について

イラクディナールという通貨が国内で使われています。しかし、併用して米ドルもほとんどのお店で利用することができました。右側が現在流通している紙幣。左は、誰もが名前は聞いたことがあるであろうサダムフセイン氏が描かれた紙幣です
(持っていた人にお願いして、すこし譲ってもらいました)

大体のお店が10ドル=12000イラクディナールという固定レートでしたので、良レートでした(2018年12月末の109円/ドル時)

このため、米ドルさえもっていればなんとでもなるのが大前提です。しかし地方や小さなお店では使えないところもあるかもしれません。

さて両替については五パターンあると思います。

・ATMを使う
⇒数は限られますが、ホテルやショッピングモールにATMがあります。
なんと、イラクディナールだけでなく米ドルも引き落とすことができました!次にイランへ行く私にとって、これは便利でした。JCBも使えたので他の各種カードもつかえるはずです。

なお、空港にあったATMが何故かJCB MASTER VISA全て反応してくれませんでした。機械の故障だと思いますが、もし引き落とせなければタクシー運転手にお金がないからATMに連れてって!と言えば対応してくれます。ホスピタリティにあふれるイラク人は困っていると色々助けてくれます。

・市内にいる両替商
⇒バザール等に、ガラスケースにお金をいれて点在しています。
レートは人によって異なるので、よく確認しましょう。確認したところ米ドル、ユーロ、中国元の両替はできました。他の通貨もできると思います。
米ドルのレートがよかったです。

・銀行
⇒利用していません

・ホテル
⇒私が泊まっていた安宿は10米ドル12000ディナールのレートで対応してくれました。この辺はホテルによって両替の有無等あるとおもいます。

ホテルのカウンターの後ろに張り紙があります。

ちなみにこの写真は中東でよくある「おれの写真を撮れ!」が始まり、クタクタでホテルに戻ったのに30分ほど写真撮影することになったときの一枚です。。。その枚数、20枚近く彼はポージングをしていました。ある意味いままでで一番しんどかった撮影でした。。。笑

英語殆ど話せなかったけど、良い人でした(もちろんこの後宿泊料を値切りました!)


・その辺の人
⇒歩いていると両替を提案してくるひとがいます。レートはしっかり確認してください。

以上、見つけた限りのパターンを上げました。
方法がたくさんあるので、安心してください!

以上、イラク観光をする上での基本情報でした!

次回以降はイラクの市内散策や郊外観光について投稿します!お楽しみに★

続く

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