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ワイと離島とときどきシフォン

瀬戸内の離島で海を眺めていると、
「あ、この海岸でシフォンケーキ食べたい!」
そうだ、ここに手作りのシフォンケーキを持ってきて、コーヒーでも飲んで・・・。あぁ、なんて充実した休日。ビバ、離島!

なんてこともあるはずもなく。実際は、テレビでデパ地下特集みたいな番組を見て、「うわぁ、シフォンケーキ食いてぇ」と食欲を刺激される。そして海を見て絶望する。

「シフォンケーキ買おうと思ったら、この海の向こうまで行かなアカンやん・・・」

ただもう絶望するだけでは終われない。なぜなら、もうシフォンケーキの口になっているから!!

※今回はこちらを参考にしました

行くぜ、攪拌!

というわけで、新しいヘルパーさんが来てくれていたので、朝6時から彼女と一緒にシフォンケーキづくり。

なんとハタチという大学生のゆずきちゃん。ただ実は、今回来島後短い間で止むを得ない事情で急きょ帰ることに。なので、登場はこれが最後かも・・・
ついに我が家にもハンドミキサーを導入!

まずは卵黄、砂糖をハンドミキサーでブーン。ちょっと滑らかになるまで泡立ったら、サラダ油を入れてブーン。

目にも止まらぬ速さで薄力粉を振るい入れる(器からはみ出ないように)。島のおっちゃんがくれたチョコレートも見える。

続いて本日の主役「卵白」

ブイィィィーン!

ひたすらにメレンゲを目指して頑張ります。

うぉぉぉぉぉ!!!開けゴマぁぁぁ(違う)!!
開いた(違う)

なんとかメレンゲになりました。明らかにyoutube動画の倍くらいの時間がかかったのですが、これって機械のせいですか?気温のせいですか?それとも私のせいですか?
どうすれば早くツノが立つようなメレンゲになるのでしょう?
※このタイミングで、卵白にも砂糖を入れます。砂糖を入れるとツヤがでますね。

メレンゲと卵黄などを混ぜたものを合わせる

メレンゲは卵黄などの油分と混ざるとフワフワでなくなってしまうので、猛スピードで行きます。

型に流し込みます。最近この型をシフォンケーキ型と思って買ったのですが、どうやらこれは「エンゼル型」というらしくゼリーなどに使うようです。まぁ、ないものはないので、このままgo!

7分経過


160度に熱したオーブンで20~30分焼くのですが、最初の7分で切れ目をいれると均等に膨らむらしい。

エクセルが自動で作った円グラフばりにバランスの悪いナイフ入刀。この辺に、人間性が出ますよね(ナイフを入れたのは、ヘルパーさんではなく私です)。

色々ありましたが、とりあえず焼けました。
焼き色は極めていい感じ!

シフォン型ではないので、湯のみを土台に2~3時間冷まします。
てか、なんで逆さにするんでしょう?ご存知の方いませんか?

ヘルパーさんが撮影してくれたエモい写真。ラップに包んだご飯から漂う生活感。

あとは、いよいよ型から外します。

やっぱ竹串をへりに挿しても、なかなか外れませんよね。ただペロリとめくれた部分のつまみ食いは格別でした。

第一回としては、そこそこ上手にできたのかななんて。
私の暮らす島にはパン屋もお菓子屋もないので、今後はお菓子作りにも精を出していこうと思っています。

おわり。

★手作りパンやお菓子と一緒に、島でプチハイキングでもいかがですか?



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