ドラマ『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』の感想
『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』をアマゾンプライムで最終話まで観ました。私の感想を端的に言うなら、「支えたい相手との距離感に葛藤する物語」。
特に印象的だった点は二つあります。どちらも最終話、物語の終盤。ホテルで佳代、みどり、多実子の三人が対峙するシーンです。
一つは、保護司の立場を取る佳代に、多実子が感情を露わにするところです。強い怒りの感じられる言葉を多実子が佳代に向けます。その合間で、「私のことだって、助けられなかったじゃないですか」と、怒りとは異なる表情が現れ