本多裕樹

初めまして、本多裕樹と申します。このnoteで芸術について書いていきます。詩、雑文、評…

本多裕樹

初めまして、本多裕樹と申します。このnoteで芸術について書いていきます。詩、雑文、評論などのアート的なものを読者の皆様に提示したいと思います。よろしくお願いします。https://www.yukihonda225.jp/newas01.html

マガジン

  • イデアの考察 断片集 本多裕樹による

    この断片集は哲学であり、思想であります。その可能性は私の心の中にある問題の整理整頓のつもりで書いています。私の中にどんなものがあるかその探求と考察が書かれています。自分への問いかけと、人生に何を問題にしていたかの手記形式でこの書を発表しています。ぜひ、覗く程度でもいいのでご拝読よろしくお願いします。令和6年3月10日本多裕樹より

  • 芸術の書 本多裕樹による

    この書では本多裕樹の芸術論を書いたものであります。詩論から、絵画論、音楽などをプロポ形式で短文で書き綴りました。平易は文章で流れて行き、本多裕樹の芸術観を表現しました。具体的な内容より、いくらか観念的であり抽象表現なので、この抽象論から流れて、具体的におろせばあなたも芸術の具体論にいたれると予想します。このエッセイ的なプロポを皆様にお届けます。なんらかの参考になれば幸いに思います。どうか、よろしくお願いします。

記事一覧

「道を求めて」 本多裕樹 詩

「道を求めて」 何をしにここまできたか 何をしに 何をするために 私たちはここにいるか それは幸せになるため 何かを達成するためか たいていの人は幸せになるため…

本多裕樹
1日前
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短歌集抄a58 本多裕樹

桐あおぎ 葉がちりざねる 月あおぎ 空の青さと 昼の月みる 恋もせぬ 今しからばと 逃げ行きて 雨しらねども 影思い知る 人知らで 女子たたせて 無視をして 其の御姿を な…

本多裕樹
4日前
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「マルスの夢」 本多裕樹 詩

「マルスの夢」 さりあらば、時と月の宵闇に 星の流れる空の万象は私たちに何を教える 影の中に、華の咲き乱れる桜の花びらの舞う 土に消える池の中に、 どこまでも湿原の…

本多裕樹
6日前
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短歌集抄a52 本多裕樹

品ありて まがりくびれて 風吹きて 香りたちこめ 花園知りて ながおもく 見て知らでして 気がむきて すぎたる影に 白き肌見て 君わすれ 時のすき間に はと気付き 甘きく…

本多裕樹
8日前
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歌集抄1 本多裕樹

さりげなく 白き肌えを ながめみる 足をすべらせ 光おおせり 雨傘の 多しろ知り合え 中の面 紅色ほゆる 長目なびかせ あきしろの みめうつくしき 口もとの 歯の白き色 あ…

本多裕樹
9日前
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「文と花」  本多裕樹 詩

「文と花」 春は来たか そこまで どこまで 桜はちった 花は 花びらは川面に流れ浮いている 終わりは、初まりとなり 君を覚えたことだろう 守るべきものを守り 芥子の…

本多裕樹
3週間前
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手記239・88  本多裕樹 手記

手記239・88  今日もこうして始まりました。何をしようにも喫茶店にあって紅茶を飲みながらこの文筆に進んでいます。最近何をしたかでありますが、相変わらず仕事と…

本多裕樹
3週間前
9

「知恵の閉しと啓示」 本多裕樹 詩

「知恵の閉しと啓示」 知恵の閉ざされるは暗愚にて地獄の世界 どこに暗黒の脳髄に 我が呪いは身にこさえ ただ、光をのぞみ祈る 救いたまえよと 暗愚は罰にて俺を苦し…

本多裕樹
3週間前
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「エデンの思い出」 本多裕樹 詩

「エデンの思い出」 時はどこまで、あるか どこまで、恋の想いは消えて、思い出される 悲しいことなのだろうか 思いの炎も立ち行くに 草木もまた燃えて広がる 夜道も…

本多裕樹
3週間前
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「赤き世界での男女」 本多裕樹 詩

「赤き世界での男女」 果てはまだ君がいた時 もう、終わった世界であったこと 見ても見なくても そこにある幸運 幸せだったときはあったのか 無かったのか いつも、…

本多裕樹
1か月前
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イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による

イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による           〇  徳は存在からにじみ出る光である。光は神のようなそういう波動のオーラとでも言おう…

本多裕樹
1か月前
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抒情墨絵画集本多裕樹による

本多裕樹
1か月前
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抒情画墨画集g583本多裕樹による

本多裕樹
1か月前
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抒情画集295 本多裕樹による

本多裕樹
1か月前
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観念絵画現代アート本多裕樹による

本多裕樹
1か月前
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抒情画集542本多裕樹による

本多裕樹
1か月前
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「道を求めて」 本多裕樹 詩

「道を求めて」 何をしにここまできたか 何をしに 何をするために 私たちはここにいるか それは幸せになるため 何かを達成するためか たいていの人は幸せになるために生きている 幸せは容易ではないが あなたのために祝福をする あなたのために それが続けば みんな幸福である 時に迷いし道にある時 光の方へ行けば良い それで良いのだ ただ、あなたがそれを受けるかどうかだ 人は寂しく 女は寂しさに耐えられない 男は虚しさをいつもかかえる どこまで

短歌集抄a58 本多裕樹

桐あおぎ 葉がちりざねる 月あおぎ 空の青さと 昼の月みる 恋もせぬ 今しからばと 逃げ行きて 雨しらねども 影思い知る 人知らで 女子たたせて 無視をして 其の御姿を ながめ楽しむ 時あさき 見れば老いたる 心しる ながれ見ればと 白き足肌 われわすれ おのこの思い わすれられ 誰相手せず 孤独のなかに 恋しても 相手はむかず わすれられ 私を見てよ 何故つたわらず

「マルスの夢」 本多裕樹 詩

「マルスの夢」 さりあらば、時と月の宵闇に 星の流れる空の万象は私たちに何を教える 影の中に、華の咲き乱れる桜の花びらの舞う 土に消える池の中に、 どこまでも湿原の奥に沈んでいく 終わりまでも、終わりを知る 終わりに死んでいく 死は消えて、また天に登っていく 時の終わりまで、 死のくるまで 花は生きるものでなく、朽ちる者のために あなたの、血潮を吹き出して盃を酌み交わし 血に染まる影をいつまでも求める 月の深まる世界、黄金の夜に私たちはいる 神殿に跪き祈り 時に知る限りの

短歌集抄a52 本多裕樹

品ありて まがりくびれて 風吹きて 香りたちこめ 花園知りて ながおもく 見て知らでして 気がむきて すぎたる影に 白き肌見て 君わすれ 時のすき間に はと気付き 甘きくちびる 空の果てにて 声あまき 猫のささやき 忘れして 思い出さずに 体ものめし 首すじの 清きさ骨に 見とれては 水したたりし 女子のさかり 顔しらべ つぼみ咲かない 童かな 花いつか吹く 華の予感に

歌集抄1 本多裕樹

さりげなく 白き肌えを ながめみる 足をすべらせ 光おおせり 雨傘の 多しろ知り合え 中の面 紅色ほゆる 長目なびかせ あきしろの みめうつくしき 口もとの 歯の白き色 あやしきながめ 日の下へ かつての日をば 思い出し 影かくれして 髪ながきひと しじま知る 中いましろの 奇怪なり 時のぬるま湯に 清きはなちす 愛あれば 二人は夜に 星を見て 星空ながめ 未来語りて

「文と花」  本多裕樹 詩

「文と花」 春は来たか そこまで どこまで 桜はちった 花は 花びらは川面に流れ浮いている 終わりは、初まりとなり 君を覚えたことだろう 守るべきものを守り 芥子の花の香りを楽しみ 悦楽の気分にはしゃぎ 快く眠る 春のあたたかな平原に ただ、一人眠っているのだ 時は昼にて正午なり あらゆる生命の繁茂が栄を覚えるのだ 君は確かにあって 夢の世界を旅立つのだ 愚かな思いに浮かれゆき どこまでも足っていく 日々は過ぎ去る 過去は戻って来ない だって、君がいないのだもの 帰

手記239・88  本多裕樹 手記

手記239・88  今日もこうして始まりました。何をしようにも喫茶店にあって紅茶を飲みながらこの文筆に進んでいます。最近何をしたかでありますが、相変わらず仕事と芸術に勤しんでいると言えます。私の年代になると家を持ったり家庭を営んでいる人間がほとんどでしょう。私はそういう、普通な生活とは無縁であります。もう、42歳になり中年の歳を数える状態にあります。今まで何をしてきたかでありますが、アートに頑張っていたという事実があるだけです。普通の生活を、普通の人生を歩んでこなかったので

「知恵の閉しと啓示」 本多裕樹 詩

「知恵の閉しと啓示」 知恵の閉ざされるは暗愚にて地獄の世界 どこに暗黒の脳髄に 我が呪いは身にこさえ ただ、光をのぞみ祈る 救いたまえよと 暗愚は罰にて俺を苦しめ 自分の無知を泉に堕ちる どことなく色彩の極彩色の国 色の多い世界だこと 不運でなく 心清きは平和をもたらす 戦争は消えよ 心清さを取り戻せ 救いの光あらまして どこの荒廃に花も咲かせよ この場所にて 咲け、一輪の華を 香りたかし世の末よ 終わりの時は今ここに さればお前の心は

「エデンの思い出」 本多裕樹 詩

「エデンの思い出」 時はどこまで、あるか どこまで、恋の想いは消えて、思い出される 悲しいことなのだろうか 思いの炎も立ち行くに 草木もまた燃えて広がる 夜道もまた明るく 昼のような星の光に私たちは恋を思い出す その微かな火さえも 一度、点じれば世界を焼き尽くす 人間の心臓は幽霊を漂わせた憂鬱に苦悶する それは火だということ 炎は体を蜘蛛にわだかませ 月を見よ どこまでも深淵な 月を崇めよ どこまでも高き神秘 お前をもって私は愚かになり 夢

「赤き世界での男女」 本多裕樹 詩

「赤き世界での男女」 果てはまだ君がいた時 もう、終わった世界であったこと 見ても見なくても そこにある幸運 幸せだったときはあったのか 無かったのか いつも、君は戦い続け 血をながしてきた お前の中にある炎は そんなに尊いのか 血をながすのはやめてくれ 犯してきた罪を浄化せよ 罪の日々は戦いの時 君の世の中まぼろしに 日は尽きて 月は赤く輝く もう、君はここには居れなくて どこに行こうともそこを去る 夢の中へ逃げてくれ お前のことを忘

イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による

イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による           〇  徳は存在からにじみ出る光である。光は神のようなそういう波動のオーラとでも言おうか。波動は精妙で、そして次元が高くあり、かえって悪いものを寄せ付けなくなる。そういう意味で徳はお守りのような特性をもっている。神徳のある者はどこかで守られるだろう。危険から守られ、不利益な条件からも回避される。徳のある者は人災からも危険からも守られるという可能性がある。それでも危険な目に遭うこともあるが、それは成長の

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抒情墨絵画集本多裕樹による

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抒情画墨画集g583本多裕樹による

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抒情画集295 本多裕樹による

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観念絵画現代アート本多裕樹による

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抒情画集542本多裕樹による