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まとまらない言葉と2021
2021年も気づけば、残すところ1日。
毎年恒例の振り返りnoteを書いてみようと思います。
今年の一大トピックで言えばやはり「結婚」と「引っ越し」でしょうか。
約2年お世話になった蒲田の風呂なし四畳半を卒業し、あこがれの中央線近くで新婚生活がスタートしました。ネズミに米をかじられることもなく、3口コンロと広いシンク、そしていつでも入れる風呂がある暮らしは控えめに言って最高です。また10月には2
倚りかからず/2020年の振り返り
2020年、コロナに見舞われた激動の年。
気づけば季節の移ろいさえも置いてきぼりにするくらい、あっという間に一年が過ぎ去っていったのは、コロナのせいなのか、それとも全力で走りきったからなのか。できれば後者でありたいなと思う。
今年をざっと振り返ってみると、とにかく仕事に打ち込んだ一年だったと思う。webディレクターから編集・ライターに転職し、右も左も分からず時にはやる気だけをドライブさせながら、
泥まみれになりながら/2019年の振り返り
「ひょっとして何か成し遂げたつもりでいるんじゃねぇだろうな」
スピーカーからふいに流れてきたBOSSのリリックに胸を打たれる2019年、小雨の大晦日前夜。
毎年、年の瀬になると、母が作るおせちをつまみながら、酒でも飲んで、ほっこりとゆく年くる年に想いを馳せていたものだけれど、今年はそんな悠長な気持ちにもなれず、蒲田の四畳半で1人、原稿と向き合いながら、粛々と年を越そうとしている。
この1年を
「徳のバトンを繋ぐ」-新しいシンカイが目指すもの
まだ僕が多摩美に通っていた頃のこと。
バイト帰りの夜道をトボトボと歩いていると、遠くから誰かの笑い声が聞こえてくる。その声の出どころを辿っていくと、気がつけば自宅の前に立っていた。家の外には玄関に収まりきらなかった靴が転がり落ち、中からは何やら賑やかな声がする。扉を開けると、そこにはいつも友達がいた。
遡ること一年前、物を買っては売ってを繰り返すその日暮らしの生活をしていた僕は、到底一人暮らし
Huuuu inc.に入社しました!
バンコクからこんにちは。日向です。
ハンバーガーって美味しいですよね。僕ハンバーガー大好き!
先日のnoteでお伝えした通り、8月末で新卒で入社した面白法人カヤックを退職し、そして9月からHuuuu inc.に入社しました。
▼Huuuuとは?
「Huuuu」はローカルとインターネットに強いライター・編集者中心のギルド的チームです。コンテンツ制作から場づくりまで、総合的な編集力を武器に日本全国
19.9.1(日) 1年5ヶ月の奔流の中で
私事で大変恐縮ですが、昨日をもって新卒で入社した面白法人カヤックを退職しました。
今までお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
この一年間半を思い返してみると、打ち合わせにサンダルで行ってしまうことは日常茶飯事で、得意先の前で競合商品をぐびぐび飲んでしまうという、広告の世界では一発退場もののタブーを何度も犯し、初の出張では周りの制止を振り切って食べた生牡蠣に当たり悶絶。案件の佳
19.5.6(月) 「書く」について
「書くこととは、考えることである。」
とある本に書かれたこの一節に、僕は目から鱗が落ちる感覚を覚えた。
なぜならそれが、最近抱いていた「人は何のために文章を書くのだろう」という素朴な疑問に対して、ピッタリとハマる答えだったからだ。
書くことは、考えることである。
考えるということは、分かろうとすることだ。
何か得体の知れないモノや感情に対面した時、僕は一度考える。
でも大抵それだけでは分から
19.3.31(日) 全景
霧がかった暗い路地が見える。
遠くの方を見ようと目を凝らしてみても、視線はそのモヤに吸い込まれるばかりで、一向に晴れようとしない。
傍らを歩く友人の道が時折まばゆく光る。
スポットに照らされた友人の姿に、嬉しい反面、内心焦りも感じる。
臆病風に吹かれて後ろを振り向いてみると、かすかに残る自分の足跡に心なしか安堵し、また歯を櫛歯って歩みを進める。
思えば遠くに来たもんだ。
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19.03.10(日) 大好きなバンド
昨夜、「まん腹」のライブを見に行った。
逗子から電車を乗り継ぐこと一時間と少し。
水道橋から歩いて5分程度歩いた先にある、「試聴室」がその日の会場だった。
到着したときには既に会場の前に長い列が出来ており、お客さんが少しづつ会場に入っている最中。まだ列は動きそうになかったので、ひとまず、タバコに火をつける。すると、ベースのテツが会場から出てきた。
他愛のない話をしていると、遠くから先輩が歩
19.03.01(金) 日々の記録
ふと、日記を書こうと思った。
気づけば大学を卒業し、社会に出てから早1年が経過しようとしている。
この一年間、とにかく時の流れの速さを感じる毎日だった。
一週間が始まり、そしてあっという間に終わり、気づけば一ヶ月経ち、3ヶ月たち、そして1年が経っていたという感覚だ。
我ながら、この一年間はよく駆け抜けたと思う。
色々な人に会い、そして色々なことを考えた一年だった。
潮流の早い川の中では、その