見出し画像

漫画を描くことで心が救われた。アウトプットで消化し昇華し浄化する。

稼ぎたくて描き始めた絵と漫画。
描き始めると止まらないペン。
あっという間に過ぎる数時間。

気付くと漫画の創作が私のメディテーションとなり、生活の一部になっていました。

年中頭の中多動タイプ人間がスマホを所有し、情報キャパオーバーな生活が日常化。
そんな中で妊娠、出産、育児という鬼くそハイパーミラクル爆裂ばかハードな100キロ全速力マラソンのような数年を疾走し、完走しかけた頃には世間との関わりがほとんど無くなる。
基本話をするのは家族、公園や支援センターで会うママや職員さんくらい。
友達と会って話す?
いやいや、そんな時間あるなら横になりたい…こんなクマだらけシワシミだらけ髪ボサボサの姿なんか見られたくないし…とにかく寝不足なのよ…誰か私の瞼に鉛かなんか付けて…ない………よね…?zzz…

自分の話なんかすることもなく、そもそも人に話すようなネタもない日常。
家族の話を真剣に聞きまくり、ネットで情報を喰って喰って喰い荒らす生活。
なのになんだか満たされない。
私は完全なアウトプット不足に陥っていたのです。

情報脂肪でダルンダルンな身体、破裂しそうな脳と心に向き合い、自分に問う。

私『月いくらでギガ増やせます?
もう容量いっぱいなんですが…。』

私『あのねえ!!
あなた入れるだけ入れて食い散らかしてきた情報達、しっかり咀嚼してます?
咀嚼して栄養にできてます?身になってます?
いらないものはしっかり排出できてます?
今のあなた、情報太りでパンパンですよ。
元々の思考だってこんなにたまってんですよ!?
栄養にするなり、デトックスするなりしましょうね!!!』

私『デトックスつっても…。
話す人も家族くらいだし…友達とは他愛もないラインするくらいだし…。そもそも私、人とそんな話したいタイプじゃないし…人に自分の話するの苦手だし…』

右脳『漫画描きゃ良いじゃん』

私『なんそれ』

試しに絵きだす。
あれ?楽しいかも。
漫画作る?
漫画用のネタを書き出す。
えっもう2時間たった?まだやりたいんだけど。
漫画を描き出す。
絵を描く。
色を塗る。
セリフを書く。
思考を書く。
作品が仕上がる。

あら不思議、脳も身体もスッキリ。
あんなに膿とヘドロと化していた悩みなんかもコミカルな感じに排出できてる。
楽しくなってきた。
じゃああの時のことも描こう。
悲しかったことも嬉しかったも許せないことも楽しかったことも怒りでおかしくなりそうだったたことも全部描こう。

描いていくうちに今までの私が救われる感覚。
物事を俯瞰で見れる感覚。
負の感情をネタにし、笑いに昇華できている感覚。

思考の整理ができている。
心のモヤが消化されている。

フィクションでもノンフィクションでもない、リアルだけどリアルじゃない、私の事だけど私の事じゃない私の作品。
咀嚼し、噛み砕いて噛み砕いて、栄養と老廃物となった愛おしい私の作品。
それが今ネットで他人に評価されている。
喜ばれたり、感謝されたり、泣かれたり、怒らせたり、認めてもらったり、応援されたり。

他人の為じゃない。稼ぐためじゃない。
根本、私は私の為に漫画を描いているんだ。

自己表現ができた。
自分の気持ちを投影できた。
傷付いても笑いに昇華できる方法を見つけた。
なんならお金にかえられるかもしれないし、かえる。

創作という武器を手に入れた。
これは私を守り、強くし、自信を付けてくれた。
この武器があれば大丈夫な気がする。
もっともっと人生を楽しめる。

創作よ、ありがとう!!!!
気付かせてくれた右脳よ、ありがとう!!!

右脳『眠い寝かせて』

読んでいただきありがとうございました☺












この記事が参加している募集

私のストレス解消法

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?