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Vol10 移住時の引っ越し費用に助成はある?

移住をするが引っ越し費用が高騰しています。そこで、国からの引っ越し費用の助成金について紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 引っ越し費用は高い!


移住をする時、引っ越し費用は必ず準備が必要です。
しかし、この引っ越し費用は馬鹿になりません。
とくに最近では、燃料費の高騰、ドライバー不足などから、引っ越し費用が高騰しています。

例えば、東京から北海道への引っ越し費用は、単身者の場合、通常期12万円~、繁忙期(3月・4月)23万円~です。これが家族の場合、通常期38万円~、繁忙期47万円~になります。
それならば、レンタカーを利用して、自力で引越したとしても、その費用は23万円~と言われています。

2⃣ 引っ越し費用の助成金を知っていますか?

移住の際、引っ越し費用を助成する制度があります。
要件は厳しいですが、知っておいて損はありません。

1.「結婚新生活支援事業費補助金」(内閣府)

新婚世帯の新生活に伴う経済的負担を軽減することを目的としてあります。
住居費や引越し費用の一部を助成する制度です。。

対象となる世帯は、婚姻日時点で夫婦ともに39歳以下であり、世帯所得が400万円未満(世帯年収約540万円未満に相当)です。
そして、補助上限額は1世帯につき30万円です。
ただし、この制度が市町村と連携していると、29歳以下の夫婦の場合、上限額は60万円となります。
なお、自分で荷物を運搬した際は対象外ですので気を付けてください。

2.ハローワーク「移転費」(厚生労働省)

「移転費」は、雇用保険の受給資格者の方が、ハローワーク等の紹介により移住先で職業に就く場合、その引っ越しが対象となります。

移転料は、距離に応じて次のように細かく金額が決められています。
また、単身か家族随伴なのかで金額が変わります。

3⃣ 引っ越し費用を安くする方法


ここでは、一般的な引っ越し費用を安くする方法を並べてみました。

①  引越し一括見積もりサイトを利用
② 平日や閑散期などの安い時期を選ぶ
③ 六曜の仏滅に引っ越しする
④ 引越し業者独自の期間限定キャンペーンを利用
⑤ 引越し日に幅を持たせて見積もり依頼(混載便、フリー便)
⑥ 時間指定をしない。早割を適応(1か月以上前から)
⑦ 自分で荷造り・荷ほどきをする
⑧ 段ボールを自力で調達
⑨ 帰り便を利用
⑩ 不用品を買取・処分して荷物量を減らす

この他にも、事業者によっては「積みきりプラン」など、コストダウンを提示していますのでチェックしてみてください。

引っ越しはとにかくお金と体力を使います。
ここで労力と時間を費やしてしまうと、移住後に疲れが出てしまいますので注意してくださいね。

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鹿児島県肝付町の岸良海岸。
鹿児島県大隅半島のほぼ真ん中にある海岸。
「東洋のフロリダ」と呼ばれる、白砂の海岸で有名。
ウミガメが自然産卵に来るほど、美しい海岸に魅せられて移住する人が増加中。
とくに、地元の学校では、ウミガメ山村留学を取り入れており、家族での移住者が増えています。
こんな美しい海岸のところで子育てができれば素晴らしいですね。


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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。