見出し画像

Vol32 知らなかった!「空き家バンクの盲点⑧」「百聞」より「一見」!

空き家の状態はHPだけでは良く解りません。しかし、電話で細かな点を聞いても、中名、イメージができません。そこで、自治体の「空き家バンク」から空き家を購入するとき、失敗をしない注意点について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
気に入った方は、フォローをしていただけると嬉しいです。



1⃣ 「空き家バンク」の盲点をお伝えする理由

 


 2017年「空き家相談士」の資格を取得。
(一社)リアンをの創立に参加し、空き家の有効活用に取り組みました。
そして「空き家と移住希望者のマッチング事業」をスタートし、自治体が運営する「空き家バンク」を活用し、これまでに300件近くのマッチングに成功をしました。

しかし、自治体の運営する「空き家バンク」では、トラブルにつながった事例も多くあります。
そこで、私のこれまでの経験から、「空き家バンク」の活用時の盲点として、注意していただきたいポイントをお伝えしていきます。
これまでに、聞いたこともない、目から鱗のような事案もあるかもしれません。

2⃣ 「百聞」はご法度



空き家バンクの問い合わせの中には、とても細かいことを聞いてくる人がおられます。

多いのは方位(特に玄関)を聞いてくる人です。
西日の日照時間、玄関の幅、前面道路の幅等々。

リフォームの必要性についても聞いてこられますが、
どこまでリフォームをするかは購入者自身の問題ですから、答えられません。
また、最近は、自然災害についての質問が多くあります。
「南海トラフト地震」発生時の、津波の高さや物件の浸水被害などを聞かれるのですが、回答などできません。

こうした細かい質問は、自治体担当者や所有者の印象を悪くしますので、注意をしなければなりません。

2⃣ 神経質は田舎に合わない

以前にもお話ししましたが、物件の購入者を決めるときの「決め手」は、「町に溶け込める人か」です。
細かい質問を聞いてくる人、神経質な人は、町に溶け込めないと判断されます。
何故なら、きっと町の悪口を言うようになるからです。
物件の購入意思を示しても、「売買先が決まっている」と、理由付けされて断られることになります。

3⃣ 「百聞」より「一見」



空き家の所有者は、地域に溶け込めそうな人に物件を譲りたいと思っています。
そのためには余り細かいことを聞いていると、相手に良い印象を与えませんよね。
やはり、遠方でも足を運び、自分の目で判断することが大切ですね。
遠方から足を運ぶことで、所有者にも好印象となりますよね。
そして、お話をすることで、安心してお譲りできることになります。
空き家バンクは個人売買が基本です。
そのため、リスクは自己責任となりますので、必ず自分の目で確認して、所有者と気持ちの良い取引につなげることが大切です。

4⃣ TOPの画像

最後に私のおススメ移住地をご紹介します。

北海道旭川市旭山動物園

旭川市は北海道の中央に位置する、北海道第2位の都市です。
旭山動物園があることでも有名ですね。

旭川市は利便性が最高です。旭川空港は市街地から車で20分程度です。
人気の富良野、美瑛、最北の稚内、オホーツクの海、そして札幌まで車や電車でアクセスが可能です。
市街地は旭川駅を中心に放射線状に市街地が形成されており、地理も覚えやすいでしょう。

私がおススメする旭川の最大の魅力は、町のどこからでも北海道最高峰の大雪山が見えることです。
この大雪山の美しさと迫力を毎日眺めながら、暮らしてみるのも最高ですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
気に入っていただけたら、フォローをしてもらえると嬉しいです。


移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。