あまり知られてない話をします。「自社を発展させたい」「儲けを維持したい」「人のマネジメントが課題」などはよく聞きます。課題解決のためには目前の現実を追ったり、他社の動向を調べたりしているだけではあまり意味がありません。

理由は再現性がないからです。その場の状況だけ見てうまくいくかわからない決断を短期で下すのはリスクが高くうまくいく保証がないのです。過去の先行事例を学び、分析して自分がどの立ち位置にいるかを理解すると決断が過去の事例に照らしてうまくいく再現性が出てきます。逆に言うとこれなくしては出ません。明日をも知れぬリスクに怯えたまま決断をえいやで下す事になります。

過去の事例分析とは、単に事実を理解するだけでなく当事者の思考の軌跡を分析する事を意味します。リーダーがこれをできている会社は必ず伸びるでしょう。円安や株価動向、日銀や中央官庁の方向性を注視するだけでは目の前の状況に振り回されて不安定なまま終わります。あなたの会社はどちらですか？今日も良い一日を。
#リーダーの器 #決断 #再現性 #経営 #マネジメント