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【本】「気配りの正解」-自分の当たり前を振り返る-#71

こんにちは。

宅飲みと友人の誕生日祝いをしました。
「大学生かっ!」と思うほど、突如友人宅にあったクリームスプレーを手に取り、誕生日の子に顔面クリームをして楽しむ大人たち笑笑笑

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どれだけできているのだろう

今回読んでみて紹介する本が、後田良輔著書「気配りの正解」です。

「挨拶」「ほめ方」「お礼」「断り方」・・・などなど、コミュニケーションを全10項目に分けて、それぞれ普段使っている言葉や仕事で使われている言葉に対して、どんな言葉を選ぶかでより相手に伝わるのか相手に嫌な想いをさせずに伝えることができるのか、というのを学ぶことができました。

自分が使っている言葉、表現との違いを学ぶことができましたが、「言葉」よりも「どんな想いで」その言葉を使っているのか!というのを理解することが大切だと思います。この本に限らず、「前提」「考え方」「価値観」の部分を理解することを目的として、本を読むようにしています。

「気配り」と思っていたことが、実は自分の使っている言葉や行動は伝わっていないこともあるのかなという気づきも読んでみて感じました。

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自分が使っている言葉はどこからきているのか

良い悪いではなく、自分が普段使っている言葉はどこで覚えたのでしょうか?意見が衝突したり、喧嘩が起こる理由は、自分が使っている言葉が相手にとっては別の印象を持つ言葉だから、ということもあるのではないでしょうか?

考えられる要因として、「家族」「職場」「友人」「メディア」「」という自分が今まで生きてきた環境の中にあるのかなと思います。例えば、九州で育った人は九州弁を話し、関西で育った人は関西弁を話すのと同じだと思います。接客業を専攻してきた人たちは別かもしれませんが、学校という教育の場では学ぶことなく、自分の周りで見て耳にした言葉を自然と覚え、自分のものにしてきた人がほとんどなのではないでしょうか。

必ずしも、正しい言葉・表現・行動を使えなければならない!ということはないかと思いますが、著書のように相手に嫌な想いを与えない、自分の考えを意図した通り伝える方法があるのならば、基本・基礎をまず知ることも大切なのかなと思います。

作法やルール、スポーツなど「基礎」があるにはルーツがあり、理由があるはずです。学生時代よりも、社会人になって年上の方と接する機会が増えたからこそ、基礎の部分を大切にし普段から使えるようにしたいです。新社会人の方にもおすすめの一冊です。


枡田泰明

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