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「自己啓発本」は読めば読むほど自信を失っていくので、あまりおすすめしない

「どうすれば、自分に自信が持てるのか?」
「どうすれば、幸せになれるのか?」

そのように考え、自己啓発本を読み漁る人がいますが、個人的にはそれはおすすめしません。

答えはシンプルで「逆効果になる」可能性が高いからです。
特に辛口でストレートな物言いをする方の自己啓発本は、おすすめしません。

(楽しんで読むだけならいいですが)

それがどういうことか、私なりの考えを今日は少しお話します。
参考程度にどうぞ(^^)



自己啓発本は「著者の長所の活かし方」「成功体験」が書いてあるだけ

自己啓発本には「オレはこうやったら上手くいったぜ!」という成功例が書いてあるだけです。

「それが唯一の正解」のように書かれていますが、著者とあなたはまったくの別人で、気質も特性も違うわけです。

著者のアドバイスを真に受け、努力し行動しても、それがあなたの適性に合っていなかった場合、ただの苦痛にしかなりません。


例えば
人見知りが強く、初対面の人と全く話せない女性がいたとしましょう。

この女性が「とにかく人脈を広げましょう!」という自己啓発本を読み、それを真に受け、合コンに行きまくったりヒッチハイクをして無理やり初対面の人と関わる機会を増やしたとします。

この女性は本に書かれていたとおりに行動をしましたが、結果的には精神的に大きなストレスを受け、体調を崩してしまいました。

「やっぱり私は人と関わるのが苦手だ・・」と再確認し、今まで以上に自信を失い、落ち込んでしまいました。

更には「著者が言っていたとおり行動したのに、結果が出ない。自分はどうしようもなくダメな人間なんじゃないか・・」と自分を責めてしまうかもしれませんね。


このような事例は本当にあります。

著者の長所の活かし方を学ぶ、という視点で自己啓発本を読むのならいいです。

しかし
「私もこの人のようになりたいから、この人の生き方を真似する」は違います。

自分の成功法則は、自分の中にしかありません。

自分とは違う他者の真似事をしたって、その人のようにはなれません。


それに「自分の苦手なこと」を無理に克服する必要はないのです。
それよりも「自分の得意なこと」を伸ばしていった方が人生がいい方向に転がります。

短所にも必ず、長所が隠れています。

さっきの例であげた女性で言えば
「人見知りが強い、人と関わるのが苦手」の裏には「孤独を楽しめる、一人で何かに没頭することができる」などの長所が隠れています。

これは大きな強みになりますね。

クリエイターとして才能を開花するかもしれませんし、文筆家としても活躍できるかもしれません。




まとめ

自分に自信がないからといって、自己啓発本を読んで真似をするのはおすすめしません。

理由は、自己啓発本は「著者の長所の活かし方」「著者の成功体験」が書いてあるだけだからです。

あなたと著者が、奇跡的にまったくの同じ価値観と性格であれば、参考になるかもしれません。真似をすれば上手くいくかもしれません。

しかし普通に考えて、著者とあなたは全くの別人です。
なので自己啓発本はお手本ではなく「その人の物語り」なのです。

もちろん自己啓発本はまったく役に立たない、読まない方がいい、とは言いません。私もたまに自己啓発本は読みます。

色んな刺激を受けるし、読んでいて面白いなぁと思います。
ただ「真似をしよう」という考えはない、ということです。
あくまで軽く参考にする程度です。

自分の取扱説明書は、自分で作ります。
あなたの取扱説明書も、あなたが作るものです。


そんな感じです(^^)
最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日は以上です、また近々更新します。
ではでは!

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