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日曜朝市〜地域をささえる台所 /周南市櫛ケ浜

山口県周南市の南東端、櫛浜(くしがはま)地区。
標高362mの太華山(たいかざん)を間近に臨める地域です。
その櫛浜地区で、にぎわいを見せる「日曜朝市」に行ってきました!

この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。


「日曜朝市」

山陽本線JR櫛ヶ浜駅より徒歩約5分。
ボートレース徳山方面に向かうと、右手に山口銀行  櫛ケ浜支店さんがあります。
その隣、赤色の旗「おとくな日曜市」が掲げられた、黄色い建物が朝市の会場となっています。

毎週日曜、朝8時頃からかごバックを手に近所の方が続々と集まります。
営業時間は、おおよそ朝8時から11時まで。
(年末年始等、休みあり)

野菜や果物が安く、豊富に買いそろう!
スーパーのない櫛ヶ浜をささえる、「日曜朝市」の魅力を紹介します。

スーパーのない地区に生まれた朝市

日曜朝市は、周南市地方卸売市場(周南市鼓海一丁目324番地の18)の仲卸を担う(株)たお商店の従業員、松村さんが出店されています。

数年前、「近くにスーパーがなくて、野菜が買えない。困っている」と、櫛浜地区周辺に住む人々から声が寄せられました。
昔は数件あった櫛浜地区のスーパーは、現在ありません。

地域の人々の声に応え、卸売市場の休業日である日曜限定で「朝市をやろう!」と始められたそうです。

地域、世代をこえて広がる魅力

朝市の存在は、徐々に地域に広まり、今では多くの方々が新鮮な野菜を買いに来られます。
遠くは、岩国市からも来られるそうです。

私もこの地区に住む1人。
日曜日出かける際、朝市の横を通り、知りました。
通る度にぎわいが気になり、昨年の12月に意を決して伺いました。

意を決して・・・?と言うのも正直なところ、
‘いきなりあの場に混じってもいいのかな’
‘ご近所さん、常連さんだけかな’
と、私の中で朝市が珍しいこともあり、ハードルが高くなっていました。

しかし・・・
行ってみると、気軽さ、安さ、活気!が楽しくて仕方ないのです!
若い世代のご家庭からご年配の方まで、年齢層も実に幅広いです。
30代の私の目に映る朝市は新鮮な光景ですが、テレビで見る八百屋さんのイメージそのまま。
そこがまた最大の魅力と感じました。

1週間分 ☓ 2人分 =1200円程度!
なんとも魅力的なお値段ですよね。
翌週も足を運び、やはり同額。
安い!新鮮!美味しい!だから料理が楽しい!

毎週、また、遠方からでも来たくなる理由がわかります。

(株)たお商店、松村さんの想い

「たお商店は、活気のある、昭和の八百屋です!私自身は、青果歴20年の若造。ただ、地域のふれあいと活性化のために、少しでも地域貢献になればと私を含め家族ぐるみで取り組んでいます。地域の方を含め、ご来場いただくみなさんに喜んでもらうこと、笑顔が見られることが楽しみです」

「試食販売にも、これから力を入れます!味利きしたい物があれば、可能な限り出したいと思っています。気軽にお声がけください!」

2024年!新年初開催は、1月14日

新年の「日曜朝市」初開催は、1月14日を予定されています!

「みなさんの笑顔が見られるよう、安くて、美味しいものを奮発します!」と意気込みを話してくださいました。

ぜひ新年初開催、毎週日曜日、足を運んでみて下さい!

📍 日曜朝市
開催    :毎週日曜日おおよそ8時から11時
        (年末年始など、休みあり)
場所    :周南市櫛ケ浜中町119-1
駐車場 :会場に数台あり
出店    :(株)たお商店の従業員、松村さん

※本記事の内容は、執筆時点(2024年1月)のものです。 

櫛浜地区から臨む、太華山

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