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個性が違う者同士の「チームビルディング」とは?

社会を変えるためのアクション。
そのために、プロジェクトを立ち上げることは
とても効果的な方法です。

さらに、
プロジェクトで成果を出せるかどうかは、
チームビルディングが、大きな鍵を握ります。

そのチームビルディングですが、
なかなか、一筋縄ではいかないものです。

特に、同じ会社とか、同じ業界同士でなく、
バックグラウンドも、ライフスタイルも、
価値観も違うメンバー同士でチームを組むときには、
いっそう困難を伴います。

しかし、個性の違うメンバー同士の協働が、
これまで乗り越えられなかった壁を乗り越え、
計り知れない可能性を続々と生み出してきたことも事実です。

それでは、
チームは、どうやって一丸となれるのでしょうか。

ざっくり言えば、
メンバーの個性には、
3つのタイプがあると思います。

1つ目は、「ビジョン」ありきの方。
何のためか、目的思考が強く、ビジョンに重きを置く方。
目的が明確であればあるほどモチベーションが上がるタイプ。

2つ目は、「共感」ありきの方。
他人に楽しんでもらうのが好き。共感が何より大切な方。
目的に向かうより、多くの人たちとの共感を重視するタイプ。

3つ目は、「合理性」ありきの方。
合理的で、機能的で、無駄がないことを大事にする方。
自分のモノサシがはっきりしていて成果にこだわるタイプ。

それぞれの個性は、プロジェクトで成果を出すために、
大きな推進力となり、かけがえのないものです。

しかし、それぞれの個性が、"至上主義”となってしまうと
お互いの価値観がぶつかり合ってしまいます。

過去の成功体験に従って、よかれと思って、
これまでの自分のやり方を出せば出すほど、ゴリ押しに
なってしまうのが、チームビルディングの難しさです。

それを克服するには、
自分の根っこを掘り下げて立ち位置を明確にする。
同時に、メンバーの根っこを深く深く受けとめて、
お互いの個性をリスペクトし合う。
それぞれの個性を生かし合う。

お互いの人生が深く掘り下げられる中で、
異質同士の協働が計り知れない可能性を生み出します!


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