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【読書記録 #2】『しょぼい起業で生きていく』

はじめに

『嫌なことからは逃げてもいい。』
『つらいことはやる必要はない。』

著者自身も逃げたうちの一人だと語っている。
そんな著者がおすすめするのは"しょぼい企業"
「逃げたとしても、やっていける、生きていける。」
今回は読者に勇気を与えてくれる本を紹介していく。


今回紹介する本


こんな人におすすめ

  • 会社の中で生きるのがつらい人

  • 通勤が苦痛な人

  • 続けられない人

  • 自由にはたらきたい人

  • 起業はしたいが資金がない人

  • 就活がしんどい人

  • SNSを活用したい人

  • YouTubeに興味がある人


しょぼい企業とは

「多額の開業資金」も「特殊な技能」も「綿密な事業計画」もいらない。
それが"しょぼい企業"。

しょぼい起業で生きていく

しょぼい企業の特徴

  • お金をとにかくかけない

  • 借金も原則しない

  • 不況に強く、なかなかつぶれない


しょぼい企業の柱

・生活の中で自分のやれること、日常やっていることを事業化する
・すでに持っているものを使ってお金を稼ぐ

しょぼい起業で生きていく

心に残った言葉

・事業は、人とのつながりや置かれている環境などの条件から、自分ができそうなことを発見して事業化していくもの。

・「推し」には出資するのが投資家。

・あなた自身が商品。

しょぼい起業で生きていく

学び&気づき

  • 一番いい広告は「口コミ」。

  • ネット上の「口コミサイト」ではない、リアルの世界の「口コミ」。

  • 口コミは無料で、広告宣伝費がかからない。


これからのオススメはYouTube

これからの時代はYouTube

(理由)
・これからの人々は文字媒体よりも動画に触れる時間の方が長くなるから。
・自分が寝ていても過去動画の私が働いてくれる。


本の感想(メイン)

この本では実店舗を主な題材にしているが、この本で得られる知識は実店舗を持たないインターネット上での起業にも当てはめられる部分がたくさんあった
実店舗を持つのは怖いかもしれないが、省コストで済む「オンライン起業」を目指す人にも有用な本になることは間違いない。

また、著者自身が『嫌なことからは逃げてもいい』と述べている部分も共感できる。
つい頑張りすぎてしまう人、余裕がなくなってしまう人、真面目過ぎる人。
そんな人に「逃げる」という選択肢を提示してくれているのが非常に心に刺さった。

現実世界ではなかなか「逃げる」ということはできないかもしれない。
しかし、「フーッ」と深呼吸をして、肩の力を抜いてリラックスすることはできる。

そういう気軽な感覚で、しょぼくても起業して良いんだと教えてくれている、そんな気がした。


おわりに

起業というのは、ギャンブル要素・運要素が強く、多額の開業資金を必要とするものというイメージがあった。
しかし、この本は起業に対する高いハードルを一気に下げてくれる本である。
これから起業を目指す人、今のところ起業するつもりはないが少し興味はあるという人におすすめの本である。

この本を読んで一人でも多くの起業家が生まれることに期待せざるを得ない。

Kindle版もあり、この記事を書いている2022年2月26日16:30時点では「Kindle Unlimited」対象になっている。
再度リンクを貼っておく。
時間のある方は是非読んでみることをおすすめする。


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