大人にならない魔法をかけて
パンを頬張って牛乳を飲む朝に
ミニスカートが変わらず好きで
ハイソックスを合わせるともっと好きで
ちょっと太ったことを気にしてへらへら言っちゃう自分がきらいだ
大人になると見えてくる世界もきらいだ
30になったのに なったから なったけど
いつまでも眼の光を絶やしたくない
私の眼は何に悦び 何を愛しく 何を大切に 見るのだろうか
シルバニアファミリーばかりふえて
本当の家族になるひとがいないまま
過ぎゆく季節を眺めている
それでも大事な友達がいてくれてうれしい
わたしはほんと