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介護施設でも使える体操シリーズ~足首回し~

今回ご紹介する体操は
足首回しの体操です!

足首ってすごく重要な関節の1つなんです!
(どの関節も重要ですが)

足首が硬くなると
・歩けなくなったり
・転びやすくなったり
・足が浮腫みやすくなったり
と生活や体調に大きな支障をもたらします。

今回ご紹介する体操で
日頃からしっかりと足首を動かしましょう!



どんな効果があるの?


足首を回すといろいろな効果が表れます。

まずは
浮腫みの予防効果です。

足首を回すには
ふくらはぎなどの下腿の筋肉
(膝から下の筋肉)を総動員して
動かします。

下腿の筋肉が動くと
足元に溜まった血液を心臓へ
押し戻す作用が働くので
血流がよくなり浮腫みの予防に繋がります。


他にも
足首が硬くなると
歩行が不安定になったり
つまずきや転倒のリスクが高くなります

歩行時には
足首が上下に動きます。

足が前に振り出した時に
つま先が上を向かないと
つまずきやすくなってしまいます。

また、
前に進む際に
つま先が下を向かないと
地面を蹴ることが出来ずに
歩幅が小さくなったり
歩行速度が遅くなったりします。

さらに足首は
体のバランスを取ることにも
作用しています。

これだけいろいろなことに影響をあたえる
足首ですが
何もしないとすぐに硬くなってしまいます。

日頃から歩いたりしていればいいのですが、
介護施設を利用している方は
それが出来ない方が多いですよね?

なので
体操でしっかりと動かしましょう!



どうやればいいの?


それではやり方を解説していきましょう!

1、両足を真っすぐ前に伸ばします
2、踵は地面につけてもOKです
3、最初は足を左右にブラブラと振ってみましょう
4、3が出来たら今度は足首をグルグル回していきます


私はこのように行っています。

足首が硬くなっている方は
一定数います。

なのでいきなり足首を回そうとすると
出来ない方がいるのです。

その方も足首を動かせるように
まずは足を左右に振る運動から始めます。

その後
足首を回す運動に移行すると
比較的スムーズに行うことが出来ます。

足を左右に振る運動では
余計な力を抜く効果もあります。

なので
足首が回しやすくなると思っています。



意識した方がいいポイントは?


この体操のポイントは
伝え方が重要だと感じています。

足首を回すことは
誰でも理解できる体操なのですが
いざやってみると出来ないことが多いです。

なので
力を抜くように足を左右にブラブラさせたり
足首をグルグル回すようにやってみたりと
言葉や順番を工夫することによって
出来る人が増えてくると感じています。

伝え方を工夫することは
他の体操にも応用が利くので
ぜひ自分なりの方法を考えてみてください!

今後noteでも解説していこうと思うので
今のうちにフォローしておいてください!


注意点は?


この体操に注意点はほとんどありません。

比較的安全に行える体操の1つです。

ただ、
足首が上手く回らない方が
一定数(意外と多く)いるので
声掛けなどのフォローが必要です。

最初に解説した通り
足首は重要な関節の1つですので
ぜひ、日頃の体操に取り入れてみてください!



このように
介護施設でも使える体操や機能訓練を
毎日更新しています。


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