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ものがたり ーJidak Storyー

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ショートストーリーを中心に創作物語を置いていきます。 このマガジン内のストーリーは、ご自由にお使い頂けます。 ご利用になる際、このURLと作者名など、明記して頂けると嬉しいです。… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

朗読/モノローグ台本としてご利用ください。

「ものがたり-Jidak Story-」というマガジン内で、ショートストーリーやモノローグ台本を置い…

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『推していく』(モノローグ)<ショートストーリー>

楽しかったね、久しぶりに皆んなで集まれて。 びっくりだよね。ケンくんだけなんだもん、ラグ…

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『ヴィシソワーズ』 <ショートストーリー>

作・Jidak そういう目的ではない。 出会いのチャンスがあるかもって人もいるのは知っている。…

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『ディケイド』 <ショートストーリー>

作・Jidak あ、ジェラート屋さんは今はもうないのか。 それもそうか。最後にこの公園に来…

『ミモザ咲き誇る」 <ショートストーリー>

   作・Jidak うん、今年もまたまた見事な咲きっぷりですね。 ここで咲いてくれる君たちミ…

『シネマティックモード』 (ショートストーリー)

原案・Sophie 作・Jidak 紅葉が、それはそれは美しくて。 その季節のセントラルパークはね…

『オマハビーチと高校球児』 (ショートストーリー)

こんなんじゃない。 私がほしいのは、こんな時間じゃない。 目の前の、ハンプティダンプティみたいにお腹がぷっくりした2人の中年男性を見ながら、私はフランスの田舎町へと向かう電車に揺られていた。 戦争マニアの彼と2人で。 小さな駅に着く。 どんよりした曇り空と同じ、何も楽しいことが起きそうにない、殺伐とした駅。 でも、彼の瞳は輝きを増している。 その瞳には、私は映っていない。 「また会ったね」 ハンプティ・ダンプティな2人が話しかけてくる。 この2人もここで降りたんだ。 「

『COLOR』(ショートストーリー)

作・Jidak お、サーモン? あ、カルパッチョか。いい色! サーモンピンクって、この色だよね…

『洋梨とフリージア』(ショートストーリー)

作・Jidak 自分が臆病な人間だって、気づいてしまう瞬間ってないだろうか。 私にはあった。 1…

『嘘をついたことなど…』 (ショートストーリー)(モノローグ台本)

作 Jidak これは私の。あと、これも。 もちろんドライヤーも持っていくよ。 買ったの私だか…

『東京トワイライト』 (ショートストーリー)

    作・Jidak あの日。 「じゃ」 って言われて、 「じゃ、またいつか」 って言った。 …

【物語】 『ショコラ』 <テキスト版>

大人のほろ苦く甘い物語『ショコラ』。 先日、Stand.fmで、朗読(音声)版を公開しました。 こ…

【物語】 『ショコラ』 <朗読(音声)版>

大人のほろ苦く甘い物語『ショコラ』。 先日、Stand.fmで、朗読配信をしました。 その全4話を…

『ローズマリー に出会えたら』(ショートストーリー)

作・Jidak あの子が、来た。 今日は、友だちと一緒。 「いらっしゃいませ」 「こんにちは。マスター、今日の日替わり、何ですか?」 「今日はね、ジャージャーパスタ」 「へぇ、楽しそう! それにしようかな? ね! じゃ、それを2つ!」 ツヤツヤの髪で、 口角を上げて、コロコロと笑って。 やわらかい風が、一気に吹いてくる。 ジャージャーパスタ。 「え、ジャージャー麺じゃなくて?」 って、普通は言うところ。 だけどあの子は、「楽しそう」って言う。 それが、楽しい。 「