先日、細々とやっているYouTubeでのラジオに、こんなお便りが届いた。 「幸せの定義ってなんでしょうか?」 相方の、のりゆきと議論を試みたが、アイツと話していても真面目に深く定義することなど、到底できなかった。 ラジオを聴いてみた人はわかると思うが、なんか「もういいじゃん、結論出たじゃん、早く終わろうよ」のニュアンスの言葉を何度も俺に浴びせ、このテーマを早々に切り上げようとしてきていたのだ。 頭の中が、食欲・性欲・睡眠欲の三代欲求のみで埋め尽くされているので、そ
先日から、YouTubeで相方と自主ラジオを録ることにした。 物好きな方はぜひとも聴いてみて、根気よく付き合ってくれればいいと思う。 そこで募ったお便りの中で、単独ライブで流れていた楽曲について質問があったので、この場を借りて紹介させて頂く。 プレイリストも貼り付けるので、耳かっぽじってよく聴いてほしい。 質問では第二回単独ライブの事を聞かれていたが、折角なので、まずは2022年に行った第一回単独ライブ『序』で使わせて頂いた曲を紹介したいと思う。(第二回のを知り
ピーマンが食べられない。口に入れると、えずいてしまうほど苦手だ。ヤツとは子どもの頃から犬猿の仲。いち人間、いち野菜として、幾度となく手を取り合おうとしてきたが中々うまくいかない。ヒューマンとピーマン、少しのズレがこんなにも相手を受け入れられなくなるものだろうか。 一つ勘違いして欲しくないのは、俺はピーマンが「苦いから」食べられないというわけではないということだ。 俺はゴーヤチャンプルーが大好きだ。ゴーヤの苦味を愛してさえいる。だから苦味にはなんの抵抗もない。ピーマンの
さてさて、「今年は書くぞ書くぞ」と言っておいて5ヶ月間、更新が空いてしまいました。 書くことが特になかった訳ではなくてですね、単独ライブだったり、主催ライブだったり、賞レースはじまってたり、ネタができなかったりで、中々noteの方に時間を割けなかった訳でございます。器用ではないので効率よく色んなところに手が回らないのです。 つまりですね、ペンがすすまなかったんじゃなく、むしろ、うんこみたいな想いは溜まっていく一方でした。腹の内は便がパンパンに詰まった大腸の如く、破裂寸前
「ポイントの有効期限が迫っています」ポイントカードの会社からメールが届いた。危ない危ない、早く使わなきゃ。と、急いでポイントを使った。 「損するとこだった」とホッとしたが、これは大きな間違いだ。 たとえ、あのままポイントを失ってしまったとしても、「得」しなかっただけで、「損」はしていない。この違いをちゃんとわかっていないと無駄に嫌な気分になってしまう。 けれども「得していない」=「損している」と思ってしまうのは人間の性だ。得したくてポイントカードを作るのか、損したくなくて
ネット通販は便利で苦手だ。「便利で苦手」ということは、不便なんじゃないか、という事にもなりかねないが、便利ではある。けれども苦手だ。 届いた物が、液晶上で見た色とは違うこともあるし、サイズ感もいまだに想像し辛い。封を開けたら思ってたよりも臭いぞ、ということもあるかもしれない。頼る判断材料は星の数とレビューになってくるし、そのレビュー者も自分とは感覚がかけ離れている可能性も多い。自分は買うという行為に、視覚以外の感覚を大いに頼りにしているのかもしれない。 買うと決めていた
INTERVIEW/柳田如那柳田如那が新作note『自問自答』を発表した。 2020年10月に『スリットスカートの切れ間から』をリリースした後、不定期ながらも新作noteを更新。2021年11月からパッタリと更新をストップしていたが、1年以上の期間を空けて、先月2023年1月に『人は川沿いを走る、走る。』を発表。そこを皮切りに、連続して記事を投稿してきた。 普段は漫才コンビ『ジネンジョ』として活動する中、どういう想いでnoteを書き続けるのか。また、ショート動画をはじめ、
こんにちは。柳田如那です。えーと、いつも書いてるうちに長くなってしまうのでね、今回は肩肘張らずに、胸だけ張って手短にいきたいとは思うのですが。あのね、普段から思ってる小ちゃいことがあるんです。というのも僕はよく、食事のマナーを注意されるんです。はい。 いわゆる一汁一菜と言いますか、一汁三菜でもいいんですけど、まぁ普通の和食の定食があるとしますね?なんでもいいです、みなさんの好きな定食を思い浮かべてください。恐らくそこには味噌汁が付いてるじゃないですか。豚汁定食の人は豚汁が
「ジョナサン」 イヤホンから急に、甲本ヒロトが俺の名前を呼んだ。 思わず「え?」と声が出る。 「ジョナサン」 またヒロトが俺を呼ぶ。しかも、さん付けで。俺は固まったまま、鼓膜だけがゆれる。 ジョナサン 音速の壁に ジョナサン きりもみする ホントそうだよな どうでもいいよな ホントそうだよな どうなってもいいよな 一発目の弾丸は眼球に命中 頭蓋骨を飛びこえて 僕の胸に 二発目は鼓膜を突き破り やはり僕の胸に それは僕の心臓ではなく それは僕の心に刺さった
もっぱら、ランニング中である。 もちろん、走りながら書いているわけではない。けれど、もっぱらランニング中なのである。 走るのは好きだ。けれど走り出すまでがとっても面倒臭い。やる気になるまで腰が重い。ただ、走り出したら後は気持ちがいいだけ。そうなんだ、走り始めるのが難しいだけなんだ。 だからこそ運動てーのは、なかなか続かないもんで、そしてこのnoteも中々続かず、結構期間が空いてしまった。書くのも運動と一緒で、始めたらすらすらと気持ちよく書けるものなのだが、中々、書き出
中が黒塗りのおわんに入った味噌汁を飲み干すと、器の底に残った味噌のカス達が、無数の星空に見えた。 俺はその星々の形に、想像力をフル回転してミソッカス座と名付けた。立ち上がり、器を流しで洗う。ミソッカス座はすべて流星群となり、排水溝にクレーターもつくらず落ちていった。 いつも食器を洗っていると思い出すのが、宇多田ヒカルの『光』のMVだ。『光』はご存じ、ゲームのキングダムハーツの主題歌に使われており、俺が初めてレコチョクから携帯電話でダウンロードした曲でもある。もちろんゲー
ここ数ヶ月、自分のことをジーッと見ていた。詳しく言うと、自分のことを見ているというよりも、自分が「何を」見ているかをジーッと見ていたのだ。自分はなにに興味があるのか、癖になってるもの、気づいたら見てしまうもの、とにかくそれを観察していた。もちろん自分が一番興味があるものは自分自身である事は間違いないのだが。それは置いといて、だ。 まず、よく見てしまうものはなにか。つまりはついつい目に入ってしまうものだ。1つは「面白いもの」だろう。それは間違いない。しかし「面白い」という
俺にもいつかこどもができる。 うちは決して裕福ではなかったが、やりたいことはとりあえずやらせてもらえた。うちの親は2人とも放任主義の中の放任主義で、しちゃダメなことなんて言われた記憶はほとんどない。 (一度、親父に「脇腹とみぞおちは力が入らないから殴ってはダメだ」と怒られたことはある。いやいや顔も金玉もダメだし、そもそも人を殴ってはダメだろう。)その結果、こんな息子ができあがっている。 俺もいつか結婚して子どもができたら、もちろんやりたいことはできるだけやらせてあげ
今回は少しスピリチュアルについて書いていくので、部屋を明るくして、離れて見てね。 みんなはスピリチュアルと聞いてなにを思うだろう。占い、江原さん、ヒーリング、チャクラ、シックスセンス、前世、オーラ、宇宙、怪しい、運気、風水、ヒーリング、セラピー、江原さん、宗教、霊魂、江原さん、精神etc.....色々と思いうかぶ。 スピリチュアルと聞くとなんだか胡散臭いと感じる人も多いと思う。俺もその1人であることは間違いないのだけれど、それと同時にひとつの仮説がある。 「スピリ
今回は『名前』について思いを巡らせてみては、トイレに行ったり、食パンを焼いたり、また名前について思ったり、コーヒーを淹れたり、ちょっと背伸びして銀座をぶらぶらしてみたり、いつもより高いヒールを履いて靴擦れしては薬局に入って目立たない色の絆創膏を買ってみたりしてみようと思う。 名前といえば、当時、映画「君の名は。」で上白石萌音ちゃんを知った。その後、上白石萌音ちゃんには妹がいることを知る。 上白石萌音ちゃんと上白石萌歌ちゃん。もねともか。なんて可愛い響きなんだろう。今お
自分の感覚を100%伝えるには、言葉だけでは難しい。 難しいから120%くらい力を込めて伝えてみる。 もしくは60%くらいにして色気を出して、聞き手や読み手に、残りの40%は任した方が、本当に伝えたい事が伝えられるかもしれない。 いやいや、そんな数字じゃあないでしょうよ。 伝わってるかどうかなんて数字でも表せない。 自分が赤と思っているその色は、他の人にも全く同じ色が見えてるわけじゃないよなぁ。 と、同じような事を考えたことがある人もいるかな。いるよね。考えた事がなくて