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ぼっち人事が思う「中小企業人事を続けられる心掛け」について

ぼっち人事のみなさま、こんにちは。ぼっち人事のpapaoです。
papaoがコロたんに掛かって療養をしていたのはかれこれ1カ月も前の話なのですが、まだ喉がガラガラしがちです。特に面接で沢山話さなければいけなくなった時にストレスを感じますね(;^_^A
冒頭のあいさつで必ず「今、ちょっと喉の調子が悪いのでのど飴を含みながら話をさせてくださいね(;^ω^)」「途中、ゲホゲホしてしまうかもしれませんが、ご容赦くださいね(;'∀')」とか、言わなきゃいけません。
早くちゃんとした喉に戻りたい。。。

そんなこんなで、ようやく本年最初のまともな執筆になります。お付き合いいただけましたら幸いですm(__)m
新年最初なので、人事としての心掛け的なものに思考を巡らせてみました。

・そもそも、中小企業人事をやってて起こる嫌なことって?
・それでも、忘れてはいけない「感謝」の気持ち
・バランサーであり、フォロワーであれ

【そもそも、中小企業人事をやってて起こる嫌なことって?】

papaoがこのブログの最初の頃に書いた記事で「人事ってどう思われてる?」でも少し触れた話題でもありますが、どうしても人事の仕事は「裏方」「バックオフィス業務の中でも優先順位低い」「経営からも理解されてない」「なんでコストが掛かるのか理解されてない」なんていう扱われ方をします。
採用難が叫ばれ始めた2010年前後以降からは世間で「HR」という言葉が定着し始めていることから、その重要性は段々と理解され始めてはいます。
ですが、現在時点で企業の幹部クラスにおられるような年齢層の方々のイメージからすれば、人事は「営業で成果出せなかった奴が行くところ」「事務方の人がついでにやってる業務」なんていう印象があるはずです。

とかく、社員の方には理解し辛く、また共感も得辛いことから、心無い言葉を浴びせられることもしばしば。。。
実際、papaoが食らった言葉は、
「人連れてくるだけでなんでこんなにコスト掛けてるの?」
 →年間10人採用で1000万予算を組んだら、営業よろしく値下げしろと。それじゃ未経験者しか集められまへん。。。

「(開口一番に)人事って僕らになにもしてくれないですよね?」
 →現場のスキル要求がレベル高すぎて書類NGが続いてたら、いきなり。。。

「人事の人ってラクしてるイメージしかないんですよね」
 →残業多めで大変そうな若手社員に声かけたら、何故か逆ギレ(-_-;)

「(学生から)人と会って楽しく話すだけなら私でも出来そう!」
 →
舐めんなゴルァ(# ゚Д゚)仕事だから明るくしとるんじゃい(;^ω^)

※愚痴じゃありませんからね(;^_^A 事実。ですm(__)m

人事のコミュニティとかでも、似たようなことはよく聞きますし、どうしても同じ会社の仲間にも、社会的にもまだまだ理解されていない仕事だなぁとは感じることが多くあります。

【それでも、忘れてはいけない感謝の気持ち】


自尊心強めだったり、出世欲強めの人がいたら、恐らくこんな扱い受けるくらいなら人事はやりたくないって思うかもしれません。そうでなくても、バックオフィスの窓際扱いされて雑務ばっかり投げられることだってあるくらいだし。。。

これまで10年以上、papaoがこの仕事を続けてこられたのは、ひとえに「感謝」の気持ちを忘れずにやってこれたから、だと思っています。
(きれいごとでもなんでもなく、本当にコレがとっても大事なことだと思います。)

いわゆるライン部門(営業や生産部門のことを指し、売上を直接上げられる部署)の方々が稼いできてくれているからこそ、人事は仕事が出来ています。その方々がいなければ、自分の立場はありません。
それに、わざわざ人事に対して文句を言ってきてくれる人たちっていうのは、多かれ少なかれ何かしらの不満や課題があって、それのはけ口として人事を選んでくれているんです。
お話しできる機会があったら、なるべくそれを掘り下げて、逆に人事を信頼してもらえるようにヒアリングを図ってもいいかもしれませんよね。

学生さんや若手も、「自分の会社を選んでくれた・接点を持ってくれた」貴重な人材です。そもそもその話ができている時点で、人事の努力あってのものです。誰かに褒められるかどうかはさておき、この出会いにまずは感謝をして、双方の利益のために動き、考え続けるのが良いと思います。

【バランサーであり、フォロワーであれ】

昔、papaoは学生時代に演劇部に所属してまして、だいたいいつも主役ばっかり立候補してた、承認欲求高めのメンドクサイちゃんでしたてへぺろ
そんな特性のpapaoでしたが、企業に入ると自分の「フォロワー」の特徴に気付くことができて、人事の道を志すようになりました(papaoが人事の仕事を始めた背景などについてはコチラ)。

人事は「主役」になるポジションではないし、目立つ必要はありません。
会社説明会など、必要に応じて表に出ることはありますが、あくまでも会社の顔、主役は人事以外の社員の皆さんです。
最悪、嫌われてても問題ないです。曽和さんの本にも書いてありましたし。

人事というのは、かかわる人たちがそれまでよりも少しずつ幸せになって、みんなが力を合わせて成果を出しやすくなるようバランスをとっていくポジションです。
経営サイドには絶対に役割を理解しておいてもらわないといけないですが(もしくは理解させる(# ゚Д゚))、社員の方々は自身の仕事に向かって充実してもらえれば、それで十分なのです。
それゆえ、ライン部門の方と比較すればスグに評価され辛いポジションではありますが、社員の人たち全員の成功に対して関わることができて、素直に感謝することができる、良いポジションだと思っています。むしろ、社員全員分の手柄を自分のモノとも思えたり←図々しい(;^ω^)

…ん、ちょっと自分語りになっちゃったかな?ノウハウになってて欲しいのだが…難しい(;^ω^)

ともあれ、2023年始まりましたね。
今年もたくさんの方と出会い、一緒に会社を盛り上げてくれる仲間を迎えられるように頑張りたいと思います。

ぼっち人事の皆さん、一緒に頑張りましょう(=゚ω゚)ノ

でわまた。

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