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俳優・斎藤工さんの股間のパッドに目がいく今日この頃:原作小説での記述が要チェックすぎる件【時計じかけのオレンジ】

 ちょうど昨日(今朝?)、映画『時計じかけのオレンジ』がどうとかブログに書いてたんですが、さっきネットニュースを見て驚いた。ハロウィン後のゴミ拾いということで斎藤工さんがアレックスの格好をしているではないか!『時計じかけのオレンジ』の主人公、哀れな語り部?アレックス。

 ちなみに映画でのアレックスは、薬物レイプ強盗諸々万々歳などクズ野郎なのでゴミ拾いをするイメージはあまりないのですが(とはいえ、例の「治療」後に作家と再会するまではする可能性も否定はできませんが)、まあ、ハロウィンのコスプレだし、そもそもあの映画を知らない人も(若い人には特に)少なくないでしょうからそこはあまり関係ないのでしょう。
 や、すみません。ゴミ拾いや斎藤工さんの素晴らしさを書き連ねるべきなんでしょうが、愛してやまない映画のコスチュームをされていたのでそのことばかりに目がいってしまって。

 それにしても『時計じかけのオレンジ』。原作の最終章を入れてリメイクでもしないかなとぼんやり思わないでもないのですが、元の映画が名作すぎてちょっとやそっとじゃ大コケの未来しか見えないのが悲しいところ。それに今日的にアウトなところもふんだんにあるので、あのままではいろんな層を敵に回して今世紀最大の炎上騒ぎが起きるかもしれません。
 ただ、あの映画は滑稽なまでに反社会的だったりして逆に笑えてくるという謎のコメディ要素もあるように思えるので、それ系に強い監督さんと元の映画の世界観を上手い具合にどうにかできる監督さんと、あとはコンプライアンスに死ぬほど強いスタッフさんと、クラシックの素養があってアドリブさえききそうな主演の役者さんでどうにかがんばってみてくれないかな、とか。いやぁ、まあ、元の映画が好きなんでね。評価はどうなるかわかりませんし、ファンの方々には厳しいものがあるのでしょうが。原作の最終章を入れたバージョンもあったらいいなと思わんではありません。あの最終章がないからこそ良い映画なのだという考えもアリだとは思いますけど、これだけ厳しい時代ですからね。リメイクするなら入れる他ないでしょう。たぶん。うん。

 はーあ。やっちまったよ。映画の評論でもないけど、とにかく創作物の話はしないに限ると思ってるんですが。やっぱこう、信仰の違いで争いが起こりがちというか、そんなんいろんな人がいてよくね?とはならずに突撃かます方がいらっしゃいますからね。お元気なのは結構なことなんですが、争ったところで何にもならないだろうに。

 さて。そんなことはどうでもよくて、本日2本目の映画をこれから観にいって参ります。基本的に、ファーストデーに2本観て、それ以外のタイミングで2本くらい観る感じです。一ヶ月に。今月はあと3本観ることが決定しているので、最低でも計5本予定。Huluとか入れたらもうちょい観てたり観てなかったりするんですが、もう少し増やせたらいいなとは思いますね。劇場での鑑賞。そうは言っても映画にお詳しい方みたいにはなれないだろうし、観てどうなるってわけでもないのですけれども、時折ね、時折というかごく稀にね、本当にこれは観てよかったと心底思える作品があるんです。『時計じかけのオレンジ』は大学の授業で観てハマってしまっただけなんですが!すさまじい名作だとは思ってます。

 タイトルですが、じつは小説では黒い衣装なんですよね。で、股間のところに蜘蛛のマークなんかが浮かび上がるようにパッドを入れてるとかなんとか。小説を引用するのも忍びないので、ぜひご自身の目でご確認くだされ。文庫が出てます。


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