じょ~いmstdn.jp

ここは大人の落書き保管庫。 意外にありそうでなかった。 テキトーにやってみますかな。

『ゴスフォード・パーク』短評

『ゴスフォード・パーク』

2001年の作品。監督はロバート・アルトマン。
舞台は1931年のロンドン郊外のウィリアム卿邸。親族にハリウッドの映画製作者と俳優を交えてのパーティーが始まる。メイドや執事等の召し使いは多わらわ。その2日目の夜に事件が起きる、というのが大まかな流れ。

『バリー・リンドン』や『オネーギンの恋文』と同じく貴族の世界の話だ。イギリス映画の中でもこの階級の話は大好きである。こ

もっとみる

『レント』短評

『レント』

予想外に素晴らしいミュージカルムービーだ!
激混みして当然である。

ストーリーはミュージシャンのロジャー、映画監督志望のマーク、哲学教授のトム・コリンズを中心にした恋愛劇である。それにエイズ、ドラッグ、ゲイ、レズといった問題が絡む。こういった重いテーマが程よいアクセントになっていて、さもすると偽善的なストーリーがすんなりと受け入れられる。

というよりも、楽曲と歌が飛び抜けて優れて

もっとみる

『ドッグ・デイズ』短評

『ドッグ・デイズ』

作品は2001年発表のオーストリア映画で
監督はウルリヒ・ザイルド。この作品が初監督作品になる。 

この映画には幾人かの主要キャラがいる。
彼氏の暴力に悩む美女クラウディア。子どもを亡くして離婚した後も元妻の家に住む男。意味なくヒッチハイクを繰り返し、しきりに話し続けてドライバーを怒らせるアナ。さえない中年の警備システムのセールスマン・フルビィ。愛犬と暮らす頑固爺さん・ヴァ

もっとみる

『戦場のアリア』短評

『戦場のアリア』

舞台は1914年、第一次世界大戦の前線地ノーマンズ・ランド。そこでは英・仏連合軍とドイツ軍との間で激しい残壕戦が繰り広げられていた。そんな状況下でクリスマスイブの夜に英・仏・独の間で奇跡的な交流があったという話だ。 

スコットランド(英)のバグパイプの音色、ドイツ軍の元オペラ歌手の兵隊による歌声で3ヶ国の距離を縮め、酒を飲み、合同ミサを行ったりする。戦争とは上部の人間の憎しみ

もっとみる

『過去のない男』短評

『過去のない男』

2002年の作品。冒頭で列車でヘルシンキにやってきた主人公は公園で暴漢に襲われ、記憶喪失に。近くの病院で意識を取り戻し、そのまま外に出る。川辺で寝ているところを子供に助けてもらい、トレーラーハウスに住む一家から施しを受ける……という話である。

要は記憶喪失で名前すらも忘れてしまった主人公を通してフィンランドの現状を映している。トレーラーハウスに住む庶民や労働階級の人の優しさ・

もっとみる

『僕の大事なコレクション』短評

『僕の大事なコレクション』

監督は俳優のリーブ・シュライバー。今回、初監督である。主演は『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド役のイライジャ・ウッド。主人公はユダヤ系アメリカ人ジョナサン。彼は病床の祖母から一枚のセピア色の写真をもらう。それは若かりし頃の亡くなった爺さんと少女が写されていた。

写真には「アウグスチーネとトラキムブロド」にてと書いてある。それ以外は不明。トラキムブロドは祖父の生まれ

もっとみる