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「舞踏」からの価値観の転換inside art vol.1

わたしの小さい頃からの夢、それは芸術を通して社会に関わる、ということだった。具体的に言っちゃうと、デザイナーや漫画家、画家、学芸員なんかの仕事を持ち、社会と関わることが夢だった。

でもそんなに現実は甘くなく。今他の表現を使って仕事をさせていただいている。もちろん、その仕事も、わたしの少しは大丈夫だろうな、と思っているところを使って楽しく元気に働かせていただいているので、感謝しかないのだけれど。

若きクリエイター、芸術家、アーティストの方々にお会いするたび、この感動を世にもっと知って欲しいと常々思っていた。これがもっと世に出て使ってもらえれば、世の中間違いなくいい方向に向かうだろうっていう思いも持つようになった。

しかし、自分1人では何もできないということも知っている。そんな考えを持ったまま、日々関わることだけはできると思い、そういう場に、足を運び体感するがままだったのだけれど。

秋田県羽後町に、鎌鼬の里という場がある。この羽後町田代地区は、舞踏の聖地と言われており、舞踏の創始者である土方巽氏のゆかりの場とされている。

わたしが今のU GO HOME PROJECT に関わるようになって早一年。羽後町に出会って2年ちょい。そんな中、わたしは何ができるのか?と自問自答していた。私が愛してやまないもの、それは芸術なのだ。それを反映できるのはまさしく、舞踏だったりすることにここ最近気づいた。

このinside artはここからはじまり、きっと今後も続いていくプロジェクトだ。様々なアート、芸術、表現をすることの素晴らしさ面白さを共有する場を作っていきたい。そして、日本の芸術の価値観をあげたいのだ。

芸術の前では誰もが平等だ。そこには格差なんてものは存在しない。なぜならば、創造した表現者と、それを鑑賞する人がいるだけだからだ。格差が存在しない世界、それを知ってもらいたい。

そんな熱量のあるイベントを9月4日に横浜で開催します。舞踏という芸術を通して、自身の中にある価値観の転換を体感したい人、ただ単に興味本意でもいい。帰るときに新しい価値観をひとつ、持って帰っていただければと思います。

価値観の転換を面白がる時代です。価値観の転換を共有しませんか?

わたしの文章を気に入ってくださったら、サポートしてくださると嬉しいです。 いただいたサポートは今後のクリエイターとしての活動に使わせていただきます! 寂しさや悲しさをちょっと支えられる文章を書いていきたいです。