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第二子の成長に気づく瞬間「赤ちゃん」から「子ども」へ【子育てエッセイ】

ずっと第二子をまだ何もできない赤ちゃんだと思っていた。

子育てひろばで、5ヵ月の赤ちゃんを見て、頭をなでなでしようとしていた第二子。その姿は赤ちゃんに興味を示す立派な1歳の男の子そのものだった。もう赤ちゃんではなく子どもなんだと痛感した。そういえば、いつの間にかはいはいよりもあんよが優位になっているしね。



当たり前と言えば当たり前だけど、第二子は第一子より小さい。第一子よりできないことが多い。第一子より発語も少ない。というか、我が家の第二子は1歳になりたてで、まだ「ぱぱ」と「わんわん」くらいしか言わない。

家にいると、比較対象がいつだって第一子と第二子。だから、第二子をいつまでも「赤ちゃん」と思っていたんだと思う。年子で1歳半しか離れていないと言えど、やっぱり比べると相対的に小さいもの。できることが増えたことももちろんわかってはいるんだけど、どうしてもできないことに目が行って、やってあげたい気持ちになってしまう。
まあ、これが2歳すぎれば「じぶんで!」パワーが爆発して、やってあげたい気持ちのまま何かをすると、大人が後悔するはめになるんだけどね。



子育て広場で出会った三児のママも、末っ子がいつまで経っても赤ちゃんのように感じると言う。だから、私の第二子がなぜか赤ちゃんにしか見えない現象にも共感できると。三児のママ曰く、子育て広場や支援センターに行ったりママ友に会って、他人から末っ子の成長を言葉にして言われると、ああ大きくなったんだなぁと感じるんだとか。妙に共感してしまった。

赤ちゃんも子どもも毎日何かしら成長している部分がある。けど、近い距離の親や家族はそれに気づかなかったりする。ちょっと距離のある、毎日会わない人の方が敏感に成長に気づいたりする。それと同じ感覚かな。

ずっと「赤ちゃん」と思っているのは、家族くらいで、周りから見た第二子はもう立派に「子ども」なのかもしれない。



子どもの成長って本当に早い。親で距離感が近いからこそ、日々の小さな変化に気づかないこともある。でも、子育て広場などを通して、スタッフの人たちや他のママとの交流することで、今の第二子の成長を積極的に実感しにいこうと思えた。「赤ちゃん」じゃない君の姿も母は見たいからね。

明日もいい1日になりますように。



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