見出し画像

2020年代から2030年代の札幌(北海道)

2024年現在、北海道では千歳市にラピダスの半導体工場建設確定、大樹町ではロケットの打ち上げ、札幌市中心部では再開発が行われております。

北広島市では、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新スタジアム「エスコンフィールドHOKKAIDO

また、北海道日本ハムファイターズが去った札幌ドームの今後の経営や環状高速構想が浮上、2030年、2034年札幌冬季オリンピックの招致断念など。
この先の札幌、北海道はどうなるのでしょうか。

まずは、昔を振り返ってみましょう。

1980年代後半から(バブル期)あたりから、振り返ります。

そのあと、1990年代後半「バブル崩壊」と2000年代後半「リーマンショック
北海道拓殖銀行の破綻、札幌ドームの開業や、JRタワーの開業が目白押し。


札幌駅再開発

2028年度竣工を目指しホテルやオフィス、バスターミナルが入ります。

高さ約245mで43階建て高層ビルが建設予定となり、「札幌エスタ」も2023年8月31日(木)で閉店となります。

1978年9月1日開店の「札幌そごう」時代から数え45年営業を継続。

最終日の札幌エスタ

北海道新幹線札幌延伸

2030年度末に札幌駅まで延伸予定である北海道新幹線。
(しかし、建設資材の高騰や、人手不足、札幌五輪断念のあり2030年度末の開業は厳しい)

現在、新函館北斗駅までですが

新函館北斗 ⇔ 新八雲(仮称)⇔ 長万部 ⇔ 倶知安 ⇔ 新小樽(仮称)⇔ 札幌

8割がトンネルになるとのこと。
また、札幌駅再開発が進み、あとは新幹線が来るのみとなっております。

旧五番舘西武跡地

ヨドバシホールディングスなどで構成する再開発準備組合

昨今の建設費高騰によりホテルは断念。
ヨドバシ札幌タワーの高さが約165メートルに。
地上32階・地下5階建てになる見通しで、2025年度中に着工、2028年度に完成予定となる。

低層部はヨドバシカメラ等の商業施設、中高層部はオフィスフロアとなる。

PASEO営業終了

パセオは2022年の9月30日で、1989年からの営業を終えることとなります。
札幌駅の駅舎がまだ4代目かつ札幌駅名店街があった頃からなので名残惜しいです。

4丁目プラザ営業終了

1971年に4丁目プラザが開業。地下2階、地上9階のビル。
ビル老朽化のため、2022年1月に営業終了。
解体後の利用が気になります。

札幌4丁目プロジェクト新築計画

4丁目プラザ営業終了を受け、4丁目プラザ跡地に「地上13階・地下2階建て」のオフィス・商業複合ビルを建設。

竣工は2025年1月の予定となります。

PIVOT営業終了

2023年5月16日で営業終了。

営業最終日のPIVOT

歴史は、1969年に「中心街デパート」として開業

1969年「中心街デパート」として開業。また、こちらでも紹介。

1973年「ダイエー札幌店」

1995年「ピヴォ」としてオープン

ススキノラフィラの跡

2020年5月に惜しまれて閉店したラフィラ。
札幌松坂屋」、「ヨークマツザカヤ」、「ロビンソン札幌」の跡地には18階建ての商業施設。

ココノススキノ

ススキノラフィラの跡地にできる「ココノススキノ」です。

2023年11月30日にオープン。地下2階、地上18階建てです。
2023年11月30日の1stオープンでは、85店舗のうちの57店舗がオープンします。

2ndオープンは2024年1月31日になります。


7階から18階はホテルとなり東急系列の「SAPPORO STREAM HOTEL」

2024年1月16日にグランドオープン

5階から7階には、シネマコンプレックス:TOHOシネマズ

4階にはCOCONO横丁(飲食メイン)
3階にはCOCONO FOODHALL(飲食メイン)

2階にはCOCONO TERRACE

1階にはAINZ&TULPEが出店

地下1階にはCOCONO MARCHE(ショッピングメイン)

地下2階にはダイイチが出店(スーパー)

moyuk(モユク)

サンデパート・YES そうご電器・ドンキホーテ札幌店跡地にオープン。
2023年7月20日に開業。

モユクとは、アイヌ語でたぬき。近くに狸小路商店街があるため、このネーミングになったのでは。

地下2階から7階までが、商業施設

2階から3階がオフィス

4階から6階が水族館(AOAO SAPPORO )

9階から28階がライオンズ分譲マンション「ライオンズタワー札幌」となります。

新さっぽろ再開発

下野幌団地(高度成長期の1965年~1972年に建設)の建物の老朽化もあり、下野幌G団地とⅠ団地は解体。(※住居は、新さっぽろ団地に移しました)

その跡地をどう有効活用するか、2015年に「新さっぽろ駅周辺地区まちづくり計画」を公表しました。

G街区・Ⅰ街区とし、大学や医療施設、ホテル・マンション建設を計画することに。

愛称街区名を公募し、「マールク新さっぽろ」になった。

街区名:マールク新さっぽろ
商業・教育・医療が集積

商業施設

BiVi新さっぽろ
2023年11月30日にオープンしました。
地下2階・地上4階建ての商業施設


教育機関

学生の街:新さっぽろの誕生でしょうか。

札幌学院大学 新札幌キャンパス

江別キャンパスから、経済経営学部と大学院地域社会マネジメント研究科 2022年度は、心理学部と大学院臨床心理学研究科が移転となります。

札幌看護医療専門学校

医療機関

新札幌整形外科病院

新さっぽろ脳神経外科病院

交雄会新さっぽろ病院


D-スクエア新さっぽろ

マンション

プレミストタワー新さっぽろ
売主:大和ハウス工業株式会社
施工会社:フジタ・大成建設特定建設工事共同企業体
管理会社:大和ライフネクスト株式会社

地下鉄東西線「新さっぽろ」駅やJR千歳線「新札幌」駅まで空中歩廊「アクティブリンク」で直結しております。

雑談
1980年代は、札幌テクノパークを盛り上げようとしていましたが・・。
それほどではなく。交通アクセスが悪く、バスでの通勤となっている。

札幌ドーム「新モード」イベント誘致

今までプロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地であったがドーム使用料で市からの歩み寄りがなく、市から球団への条件が一方的であったとのこと。
日ハムは北広島市に移転し、残った札幌ドームはどうなるのか?

そのため、第三セクターである株式会社札幌ドームは、ドームの稼働率を上げるため、「新モード」と呼ばれる総事業費10億円をかけ、ドーム内を暗幕で仕切り、1万5000人から2万人規模のイベントに対応する形式。

1998年から2001年までの札幌ドーム建設には537億円(建設費と土地代)かかっており、現時点ではまだ100億円以上残っている。


札幌ドーム 命名権(ネーミングライツ) 公募

株式会社札幌ドームは、命名権(ネーミングライツ)を公募。

希望金額は年額2億5000万円以上となり、契約期間は2年から4年を予定。今年4月からのネーミングライツを始める。

2011年も希望金額5億円で公募したが集まらず。13年ぶりの公募となります。

理由は、今後のドーム収入源確保のためになります。


北海道新聞本社移転

バスセンターの方面に移転することになります。
札幌市営地下鉄東西線「バスセンター前」駅直結になり、地上9階〜地下1階
完成は、2024年8月となり、11月から全面利用開始の見込みです。

札幌冬季オリンピック招致

2030年の冬季オリンピック招致に動いていますが、どうでしょうか。

招致の時期が見通せないまま活動を継続することはできないとして、今後の招致活動の停止を正式に表明しました。

札幌市営地下鉄東豊線延伸(構想)


1994年に福住まで延伸しましたが、2024年現在「清田区」にはいまだに地下鉄がありません。

1984年から1985年(40年近く前)の計画ルートでは、
福住駅▶︎北海道立産業共進会場駅▶︎月寒東駅▶︎北野駅という感じでありました。
当時は、共進会場駅には北海道立産業共進会場(月寒グリーンドーム)があったり。また月寒東駅には、豊平区体育館や吉田川公園、そして住宅地が多くあり、終点の北野駅には石黒ホーマ北野通り店やラルズストア北野店があります。

しかし、現在の延伸計画では北野通りではなく国道36号線を沿った計画になるのではないでしょうか。

当時は、ホワイトドーム構想(札幌ドーム)が東札幌(現在のラソラ札幌)にもあったため。札幌ドーム駅を作る計画も無く、また現在は共進会場は解体されており。

今の計画だと、福住駅 ▶︎ 札幌ドーム駅 ▶︎ 東月寒駅 ▶︎ 北野駅 ▶︎ 清田駅

DCMホーマックの屋号がDCMへ 

2022年4月より、DCMホーマックの屋号がDCMへ。
石黒ホーマ→ホーマックと道内企業として君臨してきましたが、DCMとして出発することに。

JR学園都市線のロイズタウン駅開業

道内在来線の新駅としては、20年ぶり。
当別町と「ロイズコンフェクト」が建設費用を負担した請願駅になります。

HOKUOブランドが消える

札幌発祥の焼きたてパンブランド「HOKUO」(北欧)がその灯を消す。全国で唯一残っていた「HOKUOアピア店」(札幌市中央区)が3月22日(火)に営業を終了、1980年から紆余曲折を経ながらも続いたブランドが42年で閉じる。

北海道ボールパークFビレッジ

北海道日本ハムファイターズの新スタジアム「エスコンフィールドHOKKAIDO

総工費約600億円をかけて2023年3月に開業。
そもそも、なぜ建設することになったのか?
札幌ドームを今後継続的に使えるフランチャイズ契約を札幌市側に懇願したが断られたことが大きい。また、基本使用料とイベントやコンサート・ライブが行われる度に札幌ドームの日ハム関連広告や清掃・警備代の支払い(年間だと約15億円)

そのため、親会社の日ハムに補填してもらい球団としては黒字経営となっていた。

このまま、札幌ドームに居るより、ボールパークのような野球から街を作り上げ、エンターテイメント性を入れる球場作りに力をというのもあり、北広島市にボールパークを

キッズエリア・レジデンス・農園エリア・認定こども園・シニアレジデンス・メディカルモール

プレミスト旭川ザ・タワー

旭川市初めての最高層となる地上25階建てのタワーマンションです。
大和ハウス工業株式会社が企画・設計・施工・販売。
JR旭川駅から徒歩4分と立地も良いマンションとなります。

以前は、商業施設「エクス」であり、1970年に「長崎屋旭川店」からスタートし、1993年に「丸井マルサ」、2002年に「エクス」となっておりました。