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大手企業サラリーマンと中小企業の可能性 |未来の働き方 vol.5

未来の働き方と題して、これからの時代は「働く=賃金の対価」ではなく「働く=やりがい」の時代になりつつあるとお話をしています。

面白いことに「やりがい」を求める人は「賃金の対価」をあまり求めません。例えば、ボランティアもそうですよね。ただし、ここには一つ落とし穴があります。「無償で働いてくれるなんていい人材なんだ」と働いてもらう側があぐらをかくとすぐに人が離れてしまうことです。

雇用関係にないですし「やりがい」があっても提供する側(働いてもらう側)の気遣いが足りないと他に移ってしまいます。なにせ世の中「やりがい」のあることは山ほどありますからね。

「やりがい」を求める人の行き着く所は「お金を払ってでも、そこに関わりたい」です。最近増えている「オンラインサロン」なんかがいい例です。サロンの種類は色々あって、オーナーの元で学ぶ私塾みたいなのや自己啓発系のコミュニティなどあります。

ビジネス系の「やりがい」を求めている人はプロジェクトを立ち上げるサロンに参加する傾向があるみたいです。成功者の元で、成功者の元に集まった人材が、プロジェクトを進めていく。やりがいを求める人からすれば願っても無いチャンスです。普通の生活では会えない人、関われない事に参加ができるわけです。そりゃ、お金払ってでも参加したいですよね。自分の成長にも繋がりますし。

ただ、残念なことにお金を払ってまで「やりがい」を求めてきたのに、自分の予想以上の事態になると離れてしまう人もいます。そりゃそうですよね、「地球を守りたい!」と言って参加したら、いきなり「宇宙戦争に行け!」ってプロジェクトに入れられたみたいな。まぁ、あくまで例えですけどね。

小→大に向かうのは挑戦なので大変ですが、大→小に降りるのは経験の活用なのであまり大変ではない場合もあります。

これをビジネスで置き換えて考えてみます。

「やりがいを求める人材」「やりがいはあるけど人材不足に悩む中小企業」が世の中に存在します。

「やりがいを求める人材」には大手企業の経験も知識も豊かで部下も付いている人がいます。ただ、今の仕事にマンネリを感じ、新しいことをしようにも企業体が大きすぎて思うように動けないという悩みを抱えています。

「やりがいはあるけど人材不足に悩む中小企業」は、先進的なことや世の中の役に立つ事業をやっているけど、資金力がないので優秀な人を雇えない、見つけられないとう悩みがあります。

例えば、大手企業の人が休日や業務外の時間を使って、中小企業を手伝ったとしたらどうでしょう?

NHKの朝ドラ「まんぷく」でも元技術屋の信用組合の理事をしている主人公が、小さな町工場を手伝って商品を完成させるというシーンがありました。主人公には「技術とお金」を用意することができたので、小さな町工場を助け、世の中に役立つ製品を完成させました。

大手企業のサラリーマンも主人公と同じです。経験・知識が豊富で、企業から給料をもらっているのでお金もある。そんな人が中小企業を手伝ったとしたら。きっと、世の中にもっとイノベーションを起こせるんじゃないかと思います。

これからの時代にあった中小企業のあり方はどう言ったものか、もう少し紐解いて行きたいと思います。

to be continued...

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