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「出版禁止〜いやしの村滞在記」からの思考

「呪いはない」という人は無知

2021/9/21

私たちは「科学が正しい」という社会に暮らしている。

しかし、この世の中の事象のすべてが、科学の力で説明されているわけではない。

例えば、「引き寄せの力」とか、「占い」とか、「呪い」とかいった、スピリチュアルと言われる種別の非科学である。非科学なので、実験で観察できたり、論理的で再現性があったりするわけではない。

「引き寄せの力」で成功した人は多数いるが、再現性には様々な要素が絡むため、実験によって証明されていない。

「呪い」で人を殺しても、法律で裁かれることはない。
「呪い」は非科学な迷信のようなモノだから、科学的に立証できないからだ。しかし、呪っている相手に知られることによって、脅迫罪や傷害罪に問われることがあるので、相手にバレないようにしなければならない。

脳や、意識や、記憶といったことも、すべて科学的に明らかになっているわけではない。

科学的に明らかになっていなくても、私たちに意識はあるし、考えるし、覚えたり忘れたりする。

別に、科学がすべてではないし、科学が正しいわけでもない。

天が回ってると考えてたら、大地が回ってることがあるのだ。別に、目に見えることだけが正しいわけでもない。

だから、「呪いが絶対ない」なんて言い切れない。呪いで人を殺せないなんて、証明できない。ただ、稀にしか起こらず、私たちが、普段、目にしないから、気付かないだけだ。その存在に、気付かないだけだ。

常識とか、絶対とか、正義とか、正しいとか、そんなモノはすべて、個人の価値観に過ぎない。

iPhoneがスマホが世に出てきたとき、誰がこんなに流行ると予想した?
ほとんどの人々は否定的だったじゃないか?

365日マスクを外せない日常が到来したんだ。
禁酒法が現代に復活したんだ。

自分が見えてる世界は、ただの自分の価値観でしかない。


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