課題図書『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』から広がる超現実と世界
昨今、課題図書として読み始めたのはシュルレアリスムの奥深い世界への入口となるアンドレ・ブルトンの『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』。本書を手にしたのは、シュルレアリスムの視点から私の写真に共感と関心を示してくれた人が愛読書にしていたことがきっかけ。その方の視点を通じて私は写真を撮る者としての自己確認ができた。そうした経緯からシュルレアリスムの核心に近づきたいと思ったのだ。
シュルレアリズムの鍵ご存じの方には釈迦に説法だけど、いちおう説明を。シュルレアリスムは現実を超えた新た