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配給会社のロゴまとめ(洋画メジャー編)

こんにちは。
今回もまた映画が始まるときに現れる映画会社のロゴをまとめてみたいと思います。
前回は、日本映画の老舗配給会社をまとめてみました。

今回は洋画の大手、ハリウッドメジャーの配給会社のロゴをまとめてみたいと思います。


ハリウッドメジャーとは

ハリウッドの配給会社も再編が進んでいて、主なところは5社です。
この5社の主要スタジオが、「ビッグ5」と呼ばれています。
どこも見たことあると思います。
傘下にもいろいろな配給会社がいますので、主だったところは併せて紹介していければと思います。

<ハリウッドメジャー "ビッグ5" >
・ディズニー
・ワーナー
・ユニバーサル
・パラマウント
・ソニー


ウォルト・ディズニー・スタジオ

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まずはこちら。メジャーの中でも最大手のディズニーです。
元々はアニメーション中心でしたが実写も多く、現在では買収によって様々な映画レーベルを傘下に収めています。

ロゴは、シンデレラ城で花火が打ち上がる美しいムービーで登場します。

<ディズニーの主な傘下レーベル>
・ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
・ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
・ピクサー
・ルーカスフィルム
・マーベルスタジオ
・20世紀フォックス
・サーチライトピクチャーズ
※配信サイト:Disney +

ディズニーはとにかく巨大です。買収を繰り返して有名レーベルを傘下に収め出しているのでアニメからアクションまで本当に幅広いです。
ディズニーアニメでは『アナと雪の女王』でも記録的なヒットを飛ばしています。

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ピクサー・アニメーション・スタジオは、『トイストーリー』『インクレディブル・ファミリー』などが有名です。最近ではDisney+で配信された『ソウルフル・ワールド』が良かったです。

元々はアップルを退社したスティーブ・ジョブズが買収してピクサーと名付けてその後ディズニー傘下となった経緯があります。


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ルーカス・フィルムは、ご存知『スター・ウォーズ』シリーズを保有することで有名です。
ジョージ・ルーカスが設立し、他には『インディ・ジョーンズ』シリーズもやっています。


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こちらもすごい、マーベル・スタジオです。
今やディズニーの稼ぎ頭となっていて、個別にいた各ヒーローをひとつの世界で融合させた「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)によって『アベンジャーズ』など各ヒーロー大集合企画が大ヒットしていて、更に新シリーズが始まったり、Disney+でドラマ版も始まったり、新しいキャラクターが登場したりと勢いが止まることを知りません。


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20世紀フォックスは、元々はハリウッドメジャースタジオの一角で、フォックスを合わせて6社だったんですが、現在ではディズニー傘下です。
『タイタニック』、『アバター』、『ボヘミアン・ラプソディ』、『グレイテスト・ショーマン』などなど数々の大ヒット作を保有しています。

マーベルでは『デッドプール』がフォックスから作られています。


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サーチライト・ピクチャーズは、20世紀フォックスのミニシアターレーベルという位置付けでしたがディズニー傘下になり「FOXサーチライト」から名称も変わりました。
サーチライトについては以前にnoteも書いています。

『リトル・ミス・サンシャイン』『(500)日のサマー』『グランドブダペストホテル』などなど、ここは本当にいい作品ばかり作ってます!
個人的に大好き。



ワーナー・ブラザース

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続いては、ワーナーです。
このロゴも見たことあるんじゃないでしょうか。
「WB」のアルファベットが青空を背景に大きく出るやつです。
作品によってこのロゴがアレンジされていたりもいたりします。

ワーナー4兄弟によって設立されたこの映画会社は、今はワーナー・ブラザース・エンターテイメントという巨大企業のの映画部門としての位置付けです。 アメコミのDCコミックスもワーナー傘下となっています。

<ワーナーの主な傘下レーベル>
・ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
・ワーナー・アニメーション・グループ
・DCフィルムズ
・ニュー・ライン・シネマ
・キャッスルロック・エンターテインメント
※動画配信サイト:HBO Max

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、『ハリー・ポッター』シリーズが有名です。
他には、『マトリックス』『インセプション』などクリストファー・ノーラン監督作品、『グラン・トリノ』などクリント・イーストウッド監督作品など有名な作品がめちゃ多いです。

アニメ部門では、『LEGOムービー』などもヒット作です。

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DCフィルムズは、DCコミックスのアメコミを映画製作するスタジオで、『バットマン』、『スーパーマン』、『ワンダーウーマン』、『アクアマン』などのヒーローものから、『ジョーカー』『スーサイドスクワッド』など悪役のヴィランを主人公にした作品もあります。


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ニューラインシネマのロゴは、映画好きな方なら見た事あるかもしれないです。
かつては、『ピンクフラミンゴ』や千葉真一主演の『激突!殺人拳』のシリーズなどマニアックな作品を配給していて、『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』のシリーズでも知られています。
有名な作品では、ブラピの『セブン』やジム・キャリーの『マスク』『ロード・オブ・ザ・リング』三部作などです。


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こちらは、映画監督のロブ・ライナーが設立した映画会社でワーナー傘下となっています。ロブ・ライナーが監督した『スタンド・バイ・ミー』から舞台となった街・キャッスルロックという架空の街からこの名が取られているそうです。

主な作品では、『ア・フュー・グッドメン』、『グリーンマイル』、『ポーラ・エキスプレス』などのヒューマンものから『デンジャラス・ビューティ』、『ラブソンができるまで』などラブコメまでがあります。



ユニバーサル・ピクチャーズ

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こちらのロゴもおなじみです。
回転する地球にぐるっと「UNEVERSAL」の文字が被さってくるやつです。
このロゴも作品によって色々とアレンジされたりしています。
ハリウッドでも最古の歴史を持つそうです。

ユニバーサルはメジャースタジオですが、日本支社がなく日本配給は東宝の子会社である「東宝東和」が中心に手がけています。

<主な傘下レーベル>
・ドリームワークス・アニメーション
・イルミネーション
・フォーカス・フィーチャーズ
・ワーキング・タイトル・フィルムズ
・アンブリン・エンターテイメント
※動画配信サイト:Peacok

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こちらのロゴもまあまあ有名なので見た事あるかもしれません。
ドリームワークスのアニメ部門がスピンオフしてユニバーサル傘下となっていまして、『シュレック』『ヒックとドラゴン』、『カンフーパンダ』などのアニメ作品でヒット作を出しています。

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イルミネーションは、『ミニオンズ』など『怪盗グルー』のシリーズで有名で、他にも『シング』、『ペット』などかわいらしいキャラクターが特徴でディズニーに次ぐ勢いがあります。


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このロゴも映画好きな方は見た事あるんじゃないでしょうか。
フォーカス・フィーチャーズは、ミニシアター系のアート作品が多く、『マルコヴィッチの穴』、『リトル・ダンサー』、『ロスト・イン・トランスレーション』、『エターナル・サンシャイン』、『僕らのミライへ逆回転』などなど本当に良作が多い!


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ワーキング・タイトル・フィルムズは、ロンドンにあるスタジオです。
『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ、『ノッティングヒルの恋人』、『ラブ・アクチュアリー』、『Mr.ビーン』シリーズ、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』、『ベイビー・ドライバー』などなどロンドン発の素晴らしい作品が多い!



パラマウント・ピクチャーズ

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このロゴもとても有名です。
パラマウントもかなり老舗でしてハリウッドではユニバーサルに次いで2番目に古いスタジオだそうです。
バイアコムグループで巨大メディアグループですが、日本支社はなくユニバーサルを手がける東宝東和の子会社である東和ピクチャーズが日本配給を主に担当しています。

小ネタですが、パラマウントのロゴに登場する星の数は、22個です。

パラマウントは、『トップガン』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『ゴッドファーザー』、『フォレスト・ガンプ 一期一会』などなど数々の名作を手がけている老舗のメジャースタジオ。

<パラマウントの主な傘下レーベル>
・パラマウント・ヴァンテージ
・ニコロデオン
・MTV
※動画配信サイト:Paramount+

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パラマウントのミニシアターレーベルでアート系を主に製作していましたが、残念ながら現在はありません。
コーエン兄弟の監督でアカデミー賞作品の『ノーカントリー』、ポール・トーマス・アンダーソン監督で、主演のダニエル・デイ=ルイスがアカデミー賞の主演男優賞を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などがあります。 もうないなんて残念!



ソニー・ピクチャーズ

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こちらもご存知、ソニーのロゴマーク。
日本のソニーがハリウッドのコロンビアピクチャーズを買収したことでソニー・ピクチャーズとなってますが完全なアメリカ企業です。

『スパイダーマン』、『007 / カジノロワイヤル』、『ゴーストバスターズ』、『ダヴィンチ・コード』、『チャーリーズ・エンジェル』などのメジャー作を手がけています。

<ソニー・ピクチャーズの主な傘下レーベル>
・コロンビア・ピクチャーズ
・トライスター・ピクチャーズ
・ソニークラシックス
・ソニー・ピクチャーズ・アニメーション
※動画配信サイト:なし

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このコロンビア・ピクチャーズのロゴも見てるんじゃないでしょうか。
SPE(ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント)の作品は、コロンビアのことが多いので露出度は高いです。

『アラビアのロレンス』、『スタンド・バイ・ミー』、『イージー・ライダー』、『ショーシャンクの空に』など数々の名作を手がけていて、現在でも『スパイダーマン』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ、『メン・イン・ブラック』シリーズなどSPEの主だった作品を手がけていります。


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トライスター・ピクチャーズも、SPEの実写映画レーベルで、『ターミネーター2』、『ジュマンジ』、『ザ・エージェント』などを手がけています。


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こちらは、あまり見かけることがないかもしれませんが、SPEのアート系作品を手がけるレーベルでして、『ブリグズビー・ベア』、『永遠の僕たち』、『おとなのけんか』、『フローズン・リバー』などミニシアター系いい映画が多いです。



最後に

今回は、洋画メジャーの映画会社のロゴをその傘下のレーベルもあわせてまとめてみました。
こうしてみると現在のディズニーがいかに巨大で、有力なレーベルを多数抱えていることが分かります。

大手の邦画、洋画のロゴを紹介してきましたが、ミニシアター系もたくさんありますので、こちらもまた機会を見て紹介できればと思います。


最後までありがとうございます。

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