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穏やかに殺す|詩


「穏やかに殺す」

使い勝手のよくない心が
何不自由ない身体を動かしていく

もう要らないよ
何もかも消えて無くなればいい
時計の針はそう刻んでいる

耳を塞ぎながら時を戻して
また昨日が今日を繰りかえす

穏やかという名の檻の中で
ただ静かに明日をやり過ごした

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